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シバちゃんのため息

菊の垂れ幕の背後への引退?

昨日は夕方までお祭りに行っていたのでお勉強が出来ず、本日はブログに書くことがないなあ・・・・。
女房の実家は大垣で、義理のお兄さんはとても頭の良い人だ。ビックリするほどたくさんの本を読み、あふれるほどの知識は頭に納まらずメタボのように腹の中に収納されている。ただ、残念なことに、極めて保守的な考え方で、言ってみれば私の天敵のようなものだ。
昨日もいろいろと論争したが、見事に合わない。しかたがないな・・・・・。年は3っつしか違わないけど・・・。

北朝鮮の話題になり、「横田めぐみさんは金正日将軍の皇后なんだよ・・・。」と述べると、真剣に「本気でそんなこと信じてるの?」と、もはや精神異常ではないかと心配してくれた。いいでしょう、今に真実が判明した時思い知らせてやる。もっとも、それは10年も20年も先のことかもしれない。墓場のなかで、「やはり、マヨちゃんのいう事は正しかったみたいだね・・・」と言わせてやる。

兄貴は一応、建築関係としておこう。彼は最近の景気を、「マヨちゃんたちとは違って、今の建築業界は恐ろしいほどの不景気で、売ること自体より売って引っかかるのが怖くて売ることも出来ないんだよ・・・」と述べる。
冗談じゃない。私の本業、繊維関係は20年間、絶不況を続けてるんだ。むしろ最近不景気になった人たちとは経験が違う。太平洋戦争の経験はおろか、西南戦争から戦争をしていたほどのつわものなのだ。

私は20年間の繊維不況を国策不況と呼ぶ。細かいことは言うまい。とにかく国策として繊維産業は中国へ移転した。この国策は一体誰が決めたのか?

以前から、平成になってから日本が変わったのは平成天皇になったからだというのが私の主張だが、ほとんど人は怪訝な顔をする。では、他に何がどう変わったというんだい?偶然なのか?

「天皇の陰謀」、第5巻に東京の軍人が三日間かけて大阪の財界と話し合いをしたとある。P110
1940年10月24日、皇室の仲介によって海軍将校の代表が日本の銀行家との三日間の会合のため、日本の商業中心地大阪を訪れた。海軍のサムライにとって大阪へ足を運ぶことは譲歩を意味していた・・・・・。
海軍の代表は連合艦隊総司令官、山本五十六に率いられていた。・・・・・

これはノモンハンが終わり、いよいよ大戦争に向けて不足する軍費の調達をお願いするため、海軍が大阪へ頭を下げに行ったのだ。ミニー氏が日本の歴史をどのぐらい承知しているかわからないが、日本の支配構造の中で、大阪にその一角があることを彼は気付いていたようだ。
以前から私は大阪府と京都府は日本ではないと言っている。つまり、江戸政府は軍部で、大阪は財務で、京都は権威の都なのであり、大阪とは、銀行と商社が支配する「銭儲けの都」なのである。

大阪商人はゼニのためならなんでもする。(これは私の偏見ですが・・・) 古代のソグド人がシルクロードで武器売買や奴隷売買を繰り広げてきたそのままの伝統が今も大阪に残っている。軍部は膨大な戦費の調達をするため、悪魔と手を結ぶことにしたのだ。

ついでにこの年の十月、三国同盟が確実に西側との大戦争の引き金になると悟った皇室は、戦争が敗北に終わった場合に天皇制を守ることを目的とした後方計画を開始したと述べている。P108

その計画の第一段階は、皇族を責任のある地位から退けること。第二に、戦争準備段階で何の役割もなかったかのように見せる、表向きの筋書きを作ることだった。

その菊の垂れ幕の背後への引退は、十月三日に、閑院宮が陸軍参謀総長の職を辞した時に始まる・・・とある。

天皇の戦争責任を述べる場合、このように一歩ずつ外堀からうめてゆかないとなかなか説得力が出てこない。八百長をする場合、絶対にそれがばれないようにする努力が一番重要なので、八百長試合自体はそれほど難しいことではないのだ。
さあ、戦争が始まるまで一年と少々、これから外交でのアリバイ作りが始まる。一番気の毒だったのが、東京裁判で死刑になった松岡外相である。彼は一体どうして裕仁に嫌われたのだろうか。
この疑問に答えるのにはもう少し時間をくださいね。

お知らせ・・・本日、テレビ朝日系、報道発ドキュメント・・(夜7時から)で、先日記事にした「さらば警察、裏金告発した現役警官、報復人事・・・・盟友の死・・・定年までの壮絶1500日」というナガーイ題名の番組が組まれています。テレビ局が警察の腐敗にどこまで近づけるか、とくと見せていただきましょう。
by sibanokuni | 2009-05-11 06:35 | マヨちゃんの陰謀論
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ため息ばかりのシバちゃんと、ぼやいてばかりのご主人様、マヨの日記です。

by sibanokuni
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