元気がでない
朝から雨、雨が降らないと困るとはいえ、やはり気分が沈む。さらに、昨晩、テレビ、「報道発、ドキュメンタリー宣言」で、「御殿場事件」を見て、その不条理さがますます気分を落ち込ませる原因である。
内容は略すが、「この国に正義はあるのか?」を問われる時代なのである。 高知白バイ事件は最高裁への上告棄却で確定、植草氏も最高裁への上告棄却で確定、昨日取り上げられた御殿場事件も上告棄却で確定。つまり、三審制は絵に描いた餅で、検察が上告すれば逆転有罪はあっても、被告側の上告は取り上げませんという事なのだ。いずれも事実を争わなければたいした事件ではない。地裁レベルで事実を認め反省すれば、即釈放されるような微罪である。無罪を主張したがために検察は意地でも有罪にする。つまり、「おい、素直に罪を認めればすぐに出られるが、無罪を主張すると、一年以上の禁固刑になるぞ、絶対に無罪にはしないからな!裁判官もみんなグルだから、絶対に負けるぞ、無駄なことはやめたほうがいい、すべてを失うぞ。」という事なのだ。 「司法は死んだ」のも確かだが、やはり、裁判制度を大きく変えようとする大きな狙いがあるような気がする。どんな狙いなの?と聞かれると、それがわからないから朝から憂鬱なのだ。 変な事件が起きて、マスコミが騒ぎ、そしてそれに対応する法律が出来る。これがマッチポンプ理論であり、国家は、そして官僚はこれを多用する。犯罪の何割かはそのように仕組まれたヤラセであると言っても過言ではない。 上に挙げた事件は誰に説明しても明白に無実である。しかし、司法は断固として有罪を宣告し、最高裁への上告を却下している。いずれマスコミが正常であるなら問題にしなければならない、再審請求が為されればおそらく無罪になるに決まっている。 今回の事件を見ると、検察が司法を圧倒している。司法は独立しているはずなのだが、検察にまったく逆らわないのはなぜだろう。 逆か?組織上、検察は内閣の下、法務省の一機関である。司法がその一機関に動かされることは官僚機構としてはありえない。民主党が政権を取ったとき、検察のあり方は大きく変わる可能性がある。 そのときのために、いま司法はわざわざ検察の横暴の証拠を積み上げているのだろうか・・・・・・・。 実は、まったく読めない・・・・・・・誰か教えて・・・・・。 私たちは、この国家の横暴に対しどの様に防衛すればいいのだろう。まず、自白調書にサインしないことしかない。いかなることがあろうと、うかつにサインしたら終わりである。何もしゃべらず、「弁護士を呼んでください。」以外しゃべってはいけないのだ。これしかない。自分を守るのは自分しかない。
by sibanokuni
| 2009-06-30 09:09
| シバちゃんのため息
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