シバちゃんのため息

目いっぱいの憶測

以前から私のブログを読まれている方はある程度ご存知だと思いますが、新しい読者の方も多いでしょうから、なぜ自民党をはじめ日本の政界がこれほど混乱しているのかを私なりの憶測を含めて考察しましょう。
この記事はもう何日も前から原稿は出来ていたのですが、若干躊躇することがあり、公表を控えていました。
ちょっとだけ内容をおとなしく変更し、発表します。変更したのは最後の方で、大幅に削除しました。ごめんなさい。

ひとつのきっかけはやはり、中曽根なのです。戦後の自民党はM資金という天皇家から任された?闇資金を利用し、与野党の議員を操縦していたと考えています。もちろん、この資金の存在も、出自も明らかになることはないのですが、もともとはマッカーサーが日本へやってきた時に押収された戦時中の略奪金塊の一部といわれています。その詳しくはGoldwarriorsを読んでいただきたい。(申し訳ないですがPDFですので、IEで開いてください。)。

Goldwarriorsの第九章に、「1960年、アメリカはM資金の支配力をニクソンが放棄したときに失った。それは彼の大統領選に対し、日本が経済支援を行なうとの交換条件であった。」とある。このときから岸がM資金を支配し、それ以後、自民党の総裁がそれらを受け継いでゆくことになる。(岸ー池田ー佐藤ー田中まで)

特に田中角栄は実にうまくその資金を利用し、政界はもちろん官僚すべてを自分の手先とした。日本列島改造を推し進めた角栄はまさに天下を取る勢いであったといえる。
さらに、Goldwarriorsによれば、角栄は議会の承認を得ないまま大量の建設国債を発行し、それを自分の仲間、そして友人、あるいは財界の要人に格安で売りつけた。しかもその利率は非常に高く、人々は競って購入を望んだ。
これらを購入したのは堤、小佐野をはじめとする田中会という極秘メンバー(30人という)たちである。その仕組みは少々ややこしいので省くが、早い話、みんなにおいしい話であったのだ。

その国債はすべて建設土木につぎ込まれ、日本中のゼネコン各社はこの世の春を謳歌したはずだ。田中はその談合の斡旋やキックバックでM資金の元金をさらに増やしたという。
もっともその国債は償還することは最初から考えていない。つまり、利払いはするが、元金は借り換えさせることになっていた。これはこの特別国債の原則なのである。
つまり、この国債の裏づけはスイスに預けられているM資金を利用したと考えられる。
M資金と言うのはスイスで運用され、これは極めて高利率なのだが、元金は絶対に引き出さない約束なのである。
したがって、借り換えさえうまくゆけば、利息は間違いなくスイスの預金金利から補填される。角栄は金利から逆算し、元金と変わらない金額を自由に動かすことができた。まさに、彼は天才だったのだ。

さらに、天才角栄が発明した郵便貯金制度はその出口に財政投融資制度があり、それは政治家と官僚のための打ち出の小槌であった。これは実に優秀な制度で、日銀が持つ預金準備金と同じ効果が得られる奇跡の仕組みだったのだ。
国民から預かった貯金は返す必要はないのだからいくら財政に投入しても構わないし、国民は国家を信用しているから払い出しはごくわずかを用意すれば良い。投融資に関しては返さなくても別に誰も困らない、満期が来れば借り換えをするのである。実に、いま論議となっている政府紙幣と同じようなものである。
この不正な建設国債と、国民から供出された郵便貯金で、角栄の自民党は完全に日本を支配したと思われた。

問題が発生した。あるとき角栄の中国接近を恐れた勢力が角栄を失脚させようと試みた。ロッキード事件である。一般的にアメリカの陰謀と言われるが、私はそのようには思わない。あくまで国内の対立する勢力だと思う。しかし、角栄は闇将軍として権力を温存していた。なぜなら金はまだまだ自由に使えたからである。誤算だったのは、角栄の脳梗塞が病気なのか意図的かはともかくとして、角栄が病に倒れたことで、再起不能と知った中曽根が彼を自民党から追い出そうとしたのである。そのことで建設国債の自転車操業が出来なくなった。新たに発行できなくなればそのシステムは崩壊するしかない。
これらの後始末に竹下、宮沢、金丸、後藤田は奔走することになる。この建設国債をどのようにして処理したのかは永久に秘密だが、NTTの株を公開せざるを得なかったのはそのような事情もあったのだろう。

この後、その責任からか、大蔵省は解体され、M資金は姿を消した。(現在は安倍元首相が管理していると思われるが、残念ながら情報は得られていない。)

さて、そのころには平成天皇の時代となっている。おそらくそこから方針が変わったのであろう。結論から言うと、自民党に自由になる金はなくなった。派閥の親分に金がなくなったのである。最大派閥の経世会はただの入れ物になってしまった。龍さまも安倍坊ちゃまも最後までM資金を使うことはなかったようである。
(注)憶測中の憶測だが、私はM資金はアメリカの要求でアメリカ国債になってしまったのではないかと思っている。安倍氏が突然首相を退任したのはその国債を換金できなくすると脅されたのではないのか・・・・、これは根拠なし。

議員が選挙に必要とするのはいつでも同じで、金である。もはや派閥には金がないので、金をくれる人のいう事を聞くしかない。乞食のような議員を買収するのは簡単であろう。いつでも政治は金なのだ。
日本の政治がおかしくなり、首相が一年に何人も代わるようになったのは、首相に自由になる金がないからで、比較的小さな金でいくらでも議員を動かせるようになったからである。

この傾向は民主党が政権を取ったとしても変わらないだろう。彼等とて金がなければ官僚を動かせないからだ。
そして、平成の時代が終わり、次の天皇がどのような方針で臨むかで次の時代が決まるのである。今皇室関係が騒がしいのは、まさにすべての関係者にとって、それが、つまり、新しい天皇の方針が最大の関心事であることを証明しているのではないか。少々奥歯に物の挟まった言い方しか出来ないが、はっきり言って、南北朝の争いは今でも続いているという事である。
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by sibanokuni | 2009-07-24 06:09 | マヨちゃんの陰謀論
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