シバちゃんのため息

堀川氏という存在

「日本を動かした大霊脈」という中矢伸一氏の本を駆け足で読んだ。読みやすいのであっという間に読んでしまいました。で、どうかといえば、明治天皇のご落胤といわれた堀川辰吉郎をどう思うか?そりゃあ、これは事実でしょう。もちろん疑い出せばきりがないけれど・・・・。
っていうか、もう私の頭の中では事実として書き込まれてしまい、昭和の謎の宗教集団、大本教の正体はばればれになってしまいました。
なぜあれほど大本に入信者が集まったのか、なぜあれほどの金を持っていたのか、そして最終的に本山が爆破されるほど弾圧されなければならなかったのか、すべてが堀川氏の存在で説明ができる。私にとってはすべてを合理的に説明できる事が真実なのだ。

やはり、権力者にとって宗教は道具であり、寺院や教会は隠れ蓑である。たまたま言霊あげが商売の出口家が穴太衆の上田家の目にとまり、世界紅卍会の日本支部とするため王仁三郎が派遣された。そのように見たほうが話は早い。(ちょっと乱暴だが・・・)

これらは大アジア構想をもくろんだ頭山満の大いなる陰謀なのだろう。天皇を中心とした大カアンが支配するモンゴル流ワンワールドなのである。各地に派遣された工作員は東南アジア諸国、フィリピン、中国にまで革命を応援し、張作霖、孫文、蒋介石などと連携し、周到に準備を進めていた。
しかしながら薩摩に支配された裕仁周辺は英国式ワンワールドなのである。国家神道というインチキ宗教をでっち上げ、神の支配する大帝国を築くつもりであった。

やはり戦前の日本はこの二つのワンワールドが暗闘していたのだ。悪いことに両者とも「玉」をもっていた。
この事実を歴史から抹殺するため、戦後多くの歴史家や小説家が動員され、まったくわけのわからない正史を書き残す事になったのである。
その中で隠したくても隠せない存在が堀川辰吉郎だったのだ。外国の首脳も、日本の首脳も誰でもが知っているのに、国民は誰も知らない。そんな不思議な話があったのだ。これは小説でも思いつかない。まさに事実は小説より奇なりである。

この「日本を動かした大霊脈」で気に入らないのは、堀川らの精力的な活動を霊脈と名付け、あたかも古代から続く日本人のエネルギーであるとし、今現在、それが日月神示に引き継がれているように書いていることである。少なくとも堀川が今に伝えるのは「いのちの会」であり、それは宗教ではなく平和を望む単なる団体である。はやい話、政治理念であり、理想の国体の表現なのである。
つまり、堀川や頭山にとって、あくまで宗教は道具であり、手段であって、断じて目的ではない。
筆者が日月神示がお好きなのは勝手だが、堀川の理念はあくまで大アジア主義である。彼がおどろおどろしい日本の霊脈と関わると言うのは我田入水ではないかと感じるのは私だけであろうか。

笹川財団が「世界はひとつ、人類は皆兄弟」と主張していたが、好き嫌いは別として、あれは宗教ではなく、昭和天皇に対する正統派右翼の大いなる圧力だったのだ。天皇もさぞかし煙たかっただろう。それが今は日本財団として引き継がれている。これはひとつ研究する余地があるな・・・・。

この本の中に堀川がいかに破天荒で、いかに各地で大事に扱われたか、そしていかに金回りが良かったかが書かれており、彼が間違いなく明治大帝のご落胤に違いないと確信できる多くの根拠がそろっている。
現代の学会なり歴史家が認めても認めなくても私には関係ない。私は堀川辰吉郎を本物と決めた。

さて、問題は中丸薫である。本書の最後のほうに、親族は全員迷惑している。彼女に堀川の遺品はひとつも渡っていないし、密葬にも本葬にも顔を出していないし、娘である事を誰も認めていないという。
ただし、だからといって中丸が偽だとは書いていない。まあ、そんなことはどちらでもいいことだろう。

もうひとつ、あの天才レーサーといわれた浮谷東次郎が堀川の孫だったということで、思わぬ名前に驚いた次第である。(1965年、練習中に死亡した。若い人は知らないだろうが、私は鮮明に覚えがある。)

昨日に続き、書評にはなりませんでしたね。

本日ブックオフにて、「陰謀 宗教法人法改悪の仕掛人 山崎正友」(安部義和著)と、「シルクロードの謎」(前島信次著)、さらに、「修験道と民俗」(戸川安章著)の三冊をゲット。三冊で約500円、うん、安い。
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by sibanokuni | 2009-08-07 18:15 | マヨちゃんの陰謀論
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ため息ばかりのシバちゃんと、ぼやいてばかりのご主人様、マヨの日記です。
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