シバちゃんのため息

小説 白村江の戦い

小説にも出来ない妄想を思いついてしまった。

古代史専門と言いながら私はたくさんの疑問を放りっぱなしにしてある。なぜなら不確かな状態でつじつまあわせをすると、後で収拾が付かなくなるだろうし、現実に多くの研究家が自分の描いた歴史に自ら矛盾を招く事が出てくるからである。
まず、一番大きな問題は私は百済の位置を特定できていないと言う事である。
学校で習う百済の位置はいうまでもなく、でたらめである。
日本書紀などを総合すれば、唐は高句麗を滅ぼすために新羅と手を組み百済を亡ぼした後高句麗を亡ぼす事になっている。(645年から670年ぐらい)

しかし、以前から主張しているように645年、高句麗は唐の李世民を遼東で打ち破り、都長安まで攻め上っているのである。また、それがまちがっているにせよ、百済の位置は釈然としない。結局私の結論は、百済は遼西にあり高句麗の従属関係にあったと結論する。しかも私は倭国は現在の北朝鮮にあったと述べている。であるなら白村江の戦いとは一体何であったのかという問題になる。

各史書の矛盾を付く事は大変な作業だし、それは専門家にしてもらうとして、マヨちゃんとしては思いっきり大胆な仮説を唱えてみようと思う。

まず出演者は百済、新羅、高句麗、倭、唐の五者である。白村江の戦い、史書の年代は忘れ、時期不詳にしましょう。ここからは推理小説であります。

場所は信州信濃、諏訪に糸井川を遡った唐軍が攻め込み、諏訪湖湖畔地域は唐に占領されてしまった。そして唐は鹿島神宮にいる新羅軍に声を卦け、上田を都に定めた高句麗を挟み撃ちにしようと誘う。唐軍は諏訪から長野の善光寺に進軍し、そこへ亡命していた百済軍を平らげる。その勢いで千曲川を遡り、上田に向かい、新羅と挟み撃ちにしようとする。ここで、越に本拠を持つ倭軍は信濃川を遡り救援に向かう。本体は安曇族であった。戦いは唐軍の圧勝に終わり、上田は唐軍に占領され、そこには国分寺が建てられ、信州の戦いは終る。この戦争が白村江の戦いとして記録された。(おかしい?)

この話は全部うそである。しかし、このような戦いがあり、日本の中で王朝同士が戦った事を書記はそのまま書くことが出来なかった。そこで、白村江の戦いのように見せ、この信州の戦争の記録を残そうとしたのである・・・・・これはあくまで小説レベルの妄想です。

ただし、長野善光寺に百済の亡命政権があったのではないかというのは最近の私の重要な仮説である。そして唐軍と書いたのは、実は出雲から攻め込む物部氏、守る上田は高句麗系雄略天皇、越から援軍に来るのも渡来高句麗族、新羅と書いた鹿島軍は高句麗に亡ぼされた旧新羅王家と考える。鹿島と上田の高句麗軍とはほぼ同族だが、北魏系の上田勢と旧新羅の鹿島高句麗族とは宗派が異なる。
信州は流刑地だとコメントをいただいているが、私も信州は満州族にとっての亡命地であり、比較的気候も似ているなかなか魅力的な土地だった気がする。
おそらく百済王族や北魏、高句麗、新羅らの王族、幹部は越に上陸すれば日本のどこかへ逃げ込めるルートをもっていたのだろう。

なぜこのようなトンデモ仮説を考えたかと言うと、白村江の戦いはもともとなかったのだと言う私の考えからで、かといって日本書紀に書かれている以上、日本のどこかでそれらしい戦いがあり、真実は書けないものの記録として残す必要があったのだと思う。それを信州に当てはめるとどうなるだろうと言う、誰にも理解してもらえない妄想をひとつ披露したのであります。
もちろん、本来、私は九州大宰府へ旧倭国が攻め寄せ、九州を占領した時を白村江の戦いと考えていた。今でもその可能性は捨てていないが、信州の地で大きな動乱があったことは事実であり、日本書紀の中に別の形で残されているとしたら、これは白村江であってもおかしくはないのだ。

そういえば昨日、埼玉県の稲荷山古墳で発見された鉄剣に刻まれた銘は捏造だとメールをいただいている。その真偽について確認するすべはない。古代史においてよくあることで、罠はあちこちにあるものである。
ここで雄略天皇と決め付ける必要はない、ただし、「はつせ」の系統には3人が存在する、即ち雄略の「おおはつせわかたけ」、そして武烈の「おはつせわかさざき」、さらに崇峻の「はつせべ」である。
ヤマトタケルを雄略に見せかけるために偽装工作をしたと考えるならそれはそれでさらに面白い展開が頭を駆け巡る。
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by sibanokuni | 2009-09-17 19:39 | 小  説
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