シバちゃんのため息

春日局は無位無冠なの?

難解なテキストである「超克の型示し」(栗原茂氏著)のなかにはいくつも我々の知識を試すような言葉がある。そのいくつかは絶えず私の頭の中にこびりついており、何かのヒントが与えられた時に、「栗原さんが言ってたのはこれだ!」と気がつくのである。私が古代史から現代史まで手広く解明しようとするのは、歴史は途切れることなくつながっているので、今起きている事件や政変は、必ず過去にその原因なり、兆候なり、あるいは必然があると考えるからだ。だからなるべく深さより広さが必要とされている。もちろん、年代の広さもあるが、地域的な広さ、即ちユーラシア全般を見通す目も要求されるのである。

例えば井伊直弼の家紋が井桁であることで、思わず清和源氏が頭に浮かび、そこには仁徳天皇が現れるが如くである。あるいは、ツーランドットの話を聞き、なぜか竹取物語と似てると気付くような・・・・、つまり、たくさんの疑問、未解決の問題を抱えていると、何かの記事を読んだ時に、「あーっ」と大きな発見をする事があるということだ。狭い範囲で研究をしていると何も見えないのだよ。

今日それがあった、週刊新潮の最後の方のカラーページに春日局の銅像が載っていた。そこに「本名はお福。明智光秀の重臣・斉藤利三の娘として生れるが、父は山崎の合戦で敗死。お福は京の公家・三条西家で育った。のち稲葉家に嫁すが、家光の乳母に抜擢され、離縁して江戸城に入る。・・・後水尾天皇から春日局の称号を賜った。」とあり、その銅像が文京区春日にあるのだという。三条家?・・・・・エッ?

以前、天海は光秀だ・・・の記事(何回も書いているので、下の検索ボックスで調べてね)で春日局は家光の乳母ではなく、生母に違いないと述べたが、実は栗原氏の本の中に(p25)・・「たとえば、三代将軍の乳母となった春日局が無位無冠にて参内したという事実がある。春日局の素性を氏姓鑑識する能力もないまま、憶測をもてあそぶ通説には、いくら禊祓いを説いても眠り薬にもなるまい。」とある。なんとも挑発的ないいかたで、「そんなことも知らないで、俺の本を読むのは100年早いわ。」といわれている気がする。これがものすごくくやしいんだよね・・・・。

栗原氏が暗に匂わせているのは、春日局には参内する資格があるということである。つまり、春日は三条西家から托卵するため徳川へ入ったのであろう。家康は西郷家との嫡男、秀忠が将軍職にあるにもかかわらず、家光が二十歳になったら将軍職を譲り渡すよう命じ、家康の死後、秀忠は遺言を守ったのである。
徳川は新田郷出身、瀬良田二郎三郎である。おそらくは大江衆であり、お種保存会の会員である。預かったお種を大事に育てたのである。
①春日局は最初から三条家で高貴なお種を仕込まれて徳川へ入った。(徳川の種はない)
②三条の種だが、家康のお種と混合し、徳川の新しいお種を作った。(三条家と徳川の半々)
さあ、どちらかだな・・・・、いずれにしても後に紀州に交代するから歴史的には紀州藩をもう少し研究しなければならない。

栗原氏に確かめるのが一番早いが、何も調べずに聞くのは恥である。せっかく調べろといわれるのだから努力しなけらばね。もちろん、もっと深く調べる方が良いに決まっているが、大雑把な性格の私はこのぐらいで十分満足なんです。こんな程度では「眠り薬にもならんわ、」とわらわれそうだな・・・。
[PR]
by sibanokuni | 2009-10-26 06:05 | マヨちゃんの古代史
<< 神さま仏様はどっちがえらいの? アジアワン・ワールド派も支配者... >>



ため息ばかりのシバちゃんと、ぼやいてばかりのご主人様、マヨの日記です。
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
以前の記事
フォロー中のブログ
その他、お知らせ。
捏造の日本歴史研究所へどうぞ・・・・http://mayonokuni
.web.fc2.com/
*******
メールでのご連絡は
palio@beach.ocn.ne.jp
へお願いします。
カテゴリ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧