シバちゃんのため息

小泉は絶句したのか?

「金正日は日本人だった」を実に興味深く読んでいるが、最後のほうにある「日朝首脳会談は勝利か敗北か」の項を読んでいて、まさに妥当な結論だが、なんとなく納得できないところもある。
著者によれば、小泉は金正日が突然拉致を認め、4名の被害者の生存と、さらに新たに曽我ひとみさんの拉致を認めたことに狼狽し、絶句した。そして休息中の握り飯ものどを通らぬほどのショックを受けてしまった。本来なら全員の安否が確認できるまで宣言には調印せず帰国するべきだった・・・・・と。
また、金正日は拉致を認め謝罪したにもかかわらず、逆に日本中から非難をうけ、まったく当てが外れたのだと書いている。
このとき、金正日は謝罪までして何を望んでいたのかの憶測を書いているが、はっきりしていることは、本気で日朝の国交正常化を望んでいたことである。これは絶対に間違いない。しかし、小泉は拉致解決の勲章が欲しかっただけで、国交正常化などまったく眼中になかったと私は思う。おそらくは外務省からはもっとたくさんの被害者を返してもらえるはずだと聞いていたのではないか。突然金正日が拉致を認めたので驚いたなどとはとても考える事は出来ない。

そして、小泉が帰国したとたん、全国的に北朝鮮に対する非難が湧き上がり、むしろ正常化は遠のいたのだ、しかし小泉の人気は上がり、小泉は棚ボタの勲章をを手にした。

このドラマはまさに劇場型ニュース配信で記憶に新しく、皆さんもリアルタイムで体感したはずである。正直言って、私も小泉は良くやったと思ったものだ。

しかし、歴史に偶然などない。私が思うに、これは日本の外務省が仕組んだ罠である。もちろん、外務省の担当者は事前にすべてを知っていたはずである。この本にもそれは書かれている、つまり、首脳会談はセレモニーであり、驚くようなことはあってはならないのである。
ところが、北朝鮮の外交官はまんまと・・・・・そのあたりは、やはりリアルである必要があるので、小説にしましょう。

・・・・・・小説「ある外交密約」・・・・・・・・

日本外交官(田中・もちろん仮名)「もしもし、何人帰してくれますか?」
北側外交官(許・もちろん仮名)  「4、5人だがね・・・・」
田中   「もうすこしなんとかしてちょ」
許   「いや、かんべんしてちょ、、これで精一杯だがね。」
田中   「まあ、いっか。それでは他の人はどうなんだ、横田さんとかいろいろいるでしょうが・・・」
許   「そんな無理いわんといてちょ、彼女は将軍の正妻だもん、返せるわけないじゃん、ほんで、他の人も全部要職についてて、帰すわけにはいかんて。」
田中   「そうか・・・、しかし、それでは世論が納得しんがや、なんか他に良い方法ないじゃろか?」
許   「ほんじゃあ、ノーマークの人を帰せばいいでしょうが。」
田中   「それはグーだがや、それを出せばお宅の国にも誠意っちゅーのがあるように見えるかもね。」
許   「それはそうと、将軍様に謝罪させるのは約束しますが、絶対にそれなりのものは出してちょうよ。」
田中  「そりゃあ、当たり前だがね。絶対損させへんて、まかせときゃあ。国交正常化すれば、将軍様は毎日銀座のメロンが食べれるでよー。」

てなことで、田中は日本へ帰国し、薮事務次官と密談した。「次官、4、5人しか返してくれないと言ってますよ、一応OKを出しましたけど、こんなので国民は大丈夫ですか?」
「お前はどっちの人間だ。考えても見ろ、本気で拉致を解決したら俺の立場がなくなるじゃないか。俺のボスは北が大嫌いなんだよ。いいよ、とにかく拉致を認めさせれば、小泉は大金星じゃないか。大喜びするさ、ほんで、帰ってきてマスコミや被害者の会がわーっと騒げば北との関係は最悪になる。いや、そうさせるとも。」
「そんなに上手く行きますか?」、「まあ、外務省の主流派として、アジアには緊張感を持たせるべきだっちゅのがあってな、清和会か清和源氏かしらんが、奴等の思う通りにはさせんて。」
「なんですか?清和ちゅーのは・・・」、「あー、ようわからんが、清和会の上には源氏がおるみたいだが、森も小泉もスキャンダラスな連中でよ、知ってるか?二人とも女子大生を強姦してるんさ。警察がしっかり証拠を握ってるからね、勝手な事は出来んて。」
「へえー、で、首相にはどのように・・・・」
「英雄になれるから、向こうへ行って調印してくださいっていっておけ。」
「えー?でも、返すのが4,5人って聞いたら怒っちゃいますよ。」
「そこはお前が、拉致を認めさせただけで十分ですって言えばいいんだよ。人数のことは絶対に言うな。その場ではじめて聞いたことにしろよ。」
「えー?そんなことで通りますか?」、「大丈夫。その場でお前がうまくささやけばいいんだ。「首相、これは代金星ですよ」とな・・・・」

小泉は現場で始めて人数を聞き、ビックリしたが、外務省がこれで十分ですと言うので思わず平壌宣言に署名してしまった。

金正日さんは日本の外務省に見事騙され、頭を下げたにも関わらず、何ももらえず、めぐみちゃんに怒りをぶつけるのだった。
「あい、めぐみ、お前は良かったなこっちに来て、日本はくさっとるぞ、平気でウソをつきやがる。」
「そんなことも知らないで、あなたの方がお人よしなのよ。ばかみたい。」

そんなわけで、北朝鮮と日本はいつまでもお互いにうそつきだと罵り合っているのです。
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by sibanokuni | 2009-11-07 09:48 | 小  説
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