シバちゃんのため息

お殿様と重臣

小沢さんと宮内庁との一件は未だにくすぶり続けている。双方ともごもっともな意見で、もはや折り合うところはないようである。まあ、見解の相違ですな・・・・。
でも、一言だけいわせてもらえば、最終的に宮内庁長官は内閣官房長官の命令を受け、止む終えず中国副主席との引見を認めたのであり、小沢さんがルールをまげて直接宮内庁へねじ込んだわけではないのだ。国民に選ばれた国会議員から選出された内閣総理大臣が指示し、それに従って官房長官が命じた指示なのである。その内閣の一機関である宮内庁の長官が「渋々同意」したにせよ、その社内事情を記者会見で暴露すると言うのは一般社会では考えられないことである。通常であれば即、アウトである。つまり、辞表覚悟でなければ言ってはいけない事だ。
どこの会社で上司の命令に対する不満を記者会見で発表するか?

株式日記のTORAさんは、私もお気に入りのひとつで、比較的中立な人だと思っていた。しかし、この件では「幹事長のポストは選挙で選ばれるわけでもなく国会の承認も要らないポストだ。それが最高権力を振るうことが出来るのは鳩山首相が小沢一郎の操り人形だからだ。これは海部内閣時代もそうだったし、細川内閣時代もそうだった。小沢一郎は記者会見で見られるように頭のいい人間ではなく恫喝と脅しで国会を動かしてきた男だ。」・・・・と書いている。

よほどTORAさんは小沢さんが嫌いなようだ。何を根拠に鳩山首相を小沢さんの操り人形だと決めるのだろう。鳩山さんはおとなしそうなお坊ちゃまである事は間違いないが、操り人形だとする根拠があってそのような事を言うのであろうか。私は小沢さんと鳩山さんの関係はそのようなものではないと考えている。
もちろん憶測ですよ。と言っても、操り人形と決め付けるのと同程度の憶測ですが・・・。
私の憶測では、鳩山さんは小沢さんにとってご主人筋に当たると思っている。少なくとも操るという表現はふさわしいとは思えない。
細川さんも今回の鳩山さんとまったく同じ立場だった。なんと言ってもお殿様だったのだから。小沢さんが細川さんを恫喝したと言う証拠はない。ただ、細川さんはあまりの難しさに仕事を放り出しただけだ。

今回、小沢さんが考えたのは党と内閣の分離である。いくら小沢さんが恫喝しても、鳩山さんは平然とその要求を拒否することができる仕組みである。もちろんどちらも出来レースで筋書きに沿ってやっているだろうけど。上手だよね。
まあ、小沢さんがどうしてこれほど嫌われるのかは、自分でも認識しているように、「言い訳をしてはいけない。」という、母親の言いつけを守っているからだが、それ以上に、反対陣営が彼を恐れているからだろう。何よりも小沢さんを政権から切り離したいのである。でも、小沢氏もそろそろ年齢的にもそれほど長くは持たないだろう。今回は4年間、なんとしても民主党を守るのではないか。そして今回のお殿様に対し、亀井さんも「亀は鳩を支えます。」と宣言している。わからない人に言ってもしかたがないが、お殿様を操り人形と言ってはいけないのだ。ただし、お殿様にあまり長いこと苦労をかけてはいけないので、ある程度のところで幕の後ろに引っ込むと思うが・・・・。
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by sibanokuni | 2009-12-24 05:57 | シバちゃんのため息
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