シバちゃんのため息

韓流大河ドラマを楽しもう

韓流大河ドラマ「王建」(わんごん)は全二百話もある。これは統一新羅が堕落し、後高句麗、後新羅などが分立し、最終的には高麗国が韓半島を統一すると言う物語で、おおむね西暦900年ごろの出来事である。
以前、大変に夢中になった「淵蓋蘇文」が100話、「大作栄」が135話ぐらいあったので、今回の二百話はちょっと大変である。ただ、この「王建」が大ヒットし、その勢いで「朱蒙」の製作が始まったそうである。つまり、大河ドラマの魁なのである。だから意外と真面目なドラマ作りがされていて、まるで歴史教科書をそのままドラマ化した趣で、ヨンさまの「太平四神記」のようなトンデモドラマではない。つまり、結構勉強にもなる。
高麗国が出来るまでに仏経国家、後高句麗が建国され、皇帝が弥勒の再来と呼ばれる。まずこのころの周辺状況を知る必要がある。つまり、旧高句麗の領域である満州地域に勢力を持っていた渤海に翳りが出て、新たに契丹が強大になりつつあり、且つ唐がそろそろ滅亡の危機を向かえていた。
年表を見ると
901年 - 藤原時平によって菅原道真が大宰府へ左遷される。(昌泰の変)
904年 - 朝鮮半島で弓裔が摩震(のち泰封)を建てる。(後高句麗である)
907年 - 契丹(遼)の耶律阿保機が即位。日本では「延喜格」が完成。
918年 - 朝鮮半島で王建が泰封を滅ぼして高麗を建国。
926年 - 契丹(遼)が渤海を滅ぼす。
935年 - 平将門・藤原純友による承平・天慶の乱が始まる(- 941年)。
935年 - 高麗が新羅を滅ぼす
960年 - 趙匡胤(太祖)が宋を立てる。
見ての通り、韓半島を含み、大変な動乱の時期に当たっていたのである。それらは密接に関連していると見るのマヨ史観である。おそらくこの時期に大量の亡命者が渤海から、あるいは新羅から日本へ流入し、平将門の乱や、純友の乱が勃発したのだと考えるものである。
唐の末期の状況はwikiによれば、
「文宗の弟の武宗は廃仏運動を進めた。当時、脱税目的で僧籍を取る者が多く、これらの僧を還俗させて税をとることで財政改善を狙った。この時期、牛僧孺と李徳裕の政争が激しくなり、激しい党争により政治の活力は失われていった。これは牛李の党争と呼ばれる。

政乱による国力の低下は地方の圧政につながり、859年の裘甫の乱、868年の龐勛の乱に代表される反乱が各地で起きた。874年ごろから黄巣の乱が起きる。この乱は全国に波及し、黄巣は長安を陥とし、国号を斉として皇帝となった。」・・・・というようにかなり荒れていた。要は唐の威信の低下が満州や韓半島に動乱をもたらしたと言える。

まあ、このような周辺状況を考えながら韓流ドラマを見ると、また味わいの深いものである。
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by sibanokuni | 2010-01-11 08:22 | シバちゃんのため息
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