「お種」はこうして保存された。
加治木さんの本を読み、さらに日本史の奥の深さを感じるとともに、新たな疑問がたくさん沸いてくる。間違いないのは、真実は必ず存在するということだ。原因があり結果がある。
日本は九州に降臨した天智天皇、またの名が金春秋、神話的に言うならニニギの命だそうだが、つまり、天智が初代天皇である。もちろん倭国?にも天皇(大王)がいて孝徳天皇に時代、天智に追われどこかへ身を隠した。ここで倭国から日本へ易姓革命がなされた。つまり王統(「お種」)は途絶えたか・・・・? 加治木氏によれば天智は孝徳の皇后を略奪し妻とする。しかし、なんと小説のような話だが、その妻は子供を宿しており、産まれた娘が持統天皇となったのである。 この持統天皇は天武と結婚し亭主をそそのかし(これは憶測だが・・・)天智を亡ぼすのである。さらに、持統天皇は息子と計り天武を殺す・・・・面白いな。まさに小説そのものである。 さて、なんとなく聞いたことがあるような話ではないか・・・・だよね・・・我々殿方のあこがれ、そう額田姫である。うそ臭いけれど天武の子供を産みながら天智の嫁になったといわれる有名な額田女王だ。 この「ぬかた」は何度もブログで取り上げたが、現在岡崎市に編入されてしまっているところに額田町というのがあったのである。ここから理研で名前が出た大河内家が出ている。私の憶測だが、この家系はサンカの親分である。真田や秀吉、家康、現在で言うなら笹川や鳩山に指示を出す立場のはずである。 この額田を八切氏が小学校の時、「ぬかた」と読むと先生に頭を殴られ、「がくでん」と読めといわれたと書いている。つまり、「ぬかたのひめ」は「がくでんひめ」が正しいのだ。「がく」は岳であり、「たけ」であり、「高い」で高句麗のことなのである。 亡ぼされた倭国?は略奪させたように見せて、孝徳の「お種」を托卵し、天智に育てさせ、産まれた娘が天武へ嫁ぎ、その娘が持統天皇になったのだ。つまり天武を殺し結果「お種」を繋いだのである。 ここが日本史の肝心なところで、何ゆえに額田姫がそんなにもてたのか・・・。もっとも、どこまでも神話みたいなはなしではあるが・・・・。 額田に付いては過去記事http://sibanokuni.exblog.jp/12677172とhttp://sibanokuni.exblog.jp/12481414に取り上げている。 「wikiを見ると、「大河内氏(おおこうちし)は、清和源氏、摂津源氏の一族で、源頼政の孫、顕綱(あきつな)が三河国額田郡大河内郷(愛知県岡崎市大平町字大河内・注、異説あり。洞町等)に移り住み、大河内氏を称したことを始まりとする。」とある。これがお種の正体なのである。(ちょっと飛躍してるかな・・・?)」・・・と書き、さらに、「カシュガル」の関連が考えられる。 やや、我田引水という気もしないではないが、王権しか見えない人にはわからないだろうが、「お種」の秘密を知れば、加治木氏の解き明かした歴史に対してもマヨ理論はびくともしないのだ。 といいながらも今日次の本、「コフン」を注文しよっと。
by sibanokuni
| 2010-01-25 06:04
| マヨちゃんの古代史
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