シバちゃんのため息

民族の概念はすてようよ。

先ほどコメントを眺めていたら飯山さんのHPが見られないとの情報が・・・、さっそく開いてみると、確かに準備中である。昨夜は見てるから、その後何かあったのか・・・・、またかな?

今調べました。http://grnba.com/iiyama/
に移動しているみたい。

さて、先日、まゆみさん家のコメントに、「この(まゆみさんとこ)サイトは古代史に詳しい方が多いようですので教えてください。今の韓国人は新羅人の末裔でしょうか、百済人でしょうか・・・云々。」

古代史に詳しいかどうかはともかくとして、なんとか答えたいと思い、実は5回ほどコメントを書いてはみたが、結局コメントをいれることが出来なかった。つまり、質問者の意図がわからないので、真剣に答える必要はないと思ったからだ。
なによりも答える前に、新羅人とか百済人の定義を教えてもらわないことにはうかつに答えることは出来ない。
韓国が出来る前は大日本帝国であり、その前は李王朝であり、高麗であり、統一新羅だった。その前の三韓時代については正確に答えることが出来る人は今のところ誰もいないはずだ。したがって、新羅も百済も消滅している以上、韓国人は新羅か百済の末裔かどうかなどそれぞれの個々の問題であり、何の意味もないのではないか。などなど・・・と考えが交錯し、私はもちろんのこと、私以外にも誰も回答をする人はなかったようである。

日本民族、朝鮮民族、などなど、これらの民族という概念は確かに存在するように思う。しかしどのように考えてもそれはそれほどの意味がないことを知るべきで、これらの概念が新たな紛争の火種になりうるのである。韓国人は韓国というひとつの国家に住む人たちの総称であり、それ以上でもそれ以下でもない。その国がなくなったとき、その民族は次の国家の民族になる。すでになくなった国家の民族名を口にするのは単にノスタルジーか、もしくは革命を起こそうとする危険分子でしかない。住民にとって住民のためになる政府さえあればどちらでもいいことなのだ。国土に線を引き、分断しておいてから民族を持ち出すのは支配者の御都合主義ではないか。人民にとって国境などは邪魔なだけだ。

私も加治木さんも一致しているのは、列島も韓半島も倭人が住んでいたとの認識である。中国の史書に現れている倭人とは広い概念であり、東アジア全般を示しているのである。倭国とは確かに日本列島にあったようだが、しかし、当時の国と言う概念は現在のような国境を定め、法律を定め、国家主権を主張するようなものではなく、あくまで地方豪族の集合体のようなものである。したがって、住民にとって民族的な関心などはなく、単に商品の流通や周辺の防衛を担う程度のものだったのだろう。

加治木さんがいい事を書いている。少々長いが引用しよう.(jinmuのp256から)

「私たちは「日本民族」なんかいないことを知っている。日本列島には入れ替わり立ち代り、あちらこちらから人々がやってきて、一緒になって暮らしてきた。その中のどれが「日本民族」なのか?絶対に決められない。それができるというものは大ウソツキなのである。・・・・中略・・・・・いま白人だと思っている人々も、自分の血にはジンギスカン一族の血が色濃く混じっている事実を知らないだけである。それはイギリス皇室の歴史を知るものには明白な事実だし、皇室自身もそれを恥じてなんかいない。恥ずかしいのはそんな「民族差別」を持っている人間のほうなのである。」

何が言いたいかというと、私は歴史の研究が民族の対立を生むことが怖いのである。日本から朝鮮半島へ進出したのか、半島から日本へ侵入したのか、それは歴史研究には必要な作業であるが、どちらが強く、どちらがひどい目にあったのか事実として調べることが紛争の火種になるようであれば、やはり学問とはいえ中止せざるを得ないではないか。もう少しみんなが大人になり、冷静に歴史を知りたくなるまで真実を隠蔽し、国民に知らせないようにするのもやむを得ないことになる。逆に言えば、支配者達は自分達の秘密を隠すために民族紛争をにおわせるというテクニックを使っているといえない事もない。
今、加治木説を勉強中だが、彼もやはり民族というものを意識することが歴史の研究の妨げになっていることを承知している。だからこそ彼の研究の評価が「とんでも」扱いになっている。真実を追究してゆくとどうしてもこのように扱われるのである。残念なことだ。
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by sibanokuni | 2010-02-10 09:24 | マヨちゃんの古代史
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