シバちゃんのため息

余分のお金はないほうが幸せ?

パリの知り合いのご主人がやっている水道工事屋さんが一月末に二回目の不渡りを出し、事実上倒産したそうである。そこの奥さんとパリは昔専業主婦時代のゴルフ友達で、私も一緒にゴルフをしたことがある。(10年ほど前までは結構ゴルフもやっていた。今から思えば贅沢してたな・・・・)
その会社が創立したころ、会社のクーラーの清掃や、家の深夜温水器の取り付けなどなど、色々な仕事を頼んだものだった。とても丁寧で、礼儀正しく、恐ろしくきれいな仕事をするのに驚いた覚えがある。何よりもお客本位で24時間体制というのがウリだった。
その後、その会社は飛躍的に業績を伸ばし、地元でも有名な立志伝中の社長になったのである。
二人の子供も結婚して会社に入り、社員数も百人以上の規模に達し、田舎からカバンひとつで下請けから始めて30年、これほどの大出世はそうザラにはないだろう。

ところがである、私のカフェを施工した店舗工事屋さんから意外な事を聞いた。5年ほど前であろうか。話によれば、その社長の二号さんのためのラーメン屋を施工したというのである。我々夫婦はぶっ飛んでしまった。とにかく真面目で仕事しか興味がないご主人と聞いていたからである。当然なにかの間違いだと思った。しかし、女房は同じゴルフ仲間と定期的に食事会をしていたのでこっそりと探りを入れてみると、なんと知らないのはわが女房だけだったようだ。つまり、本当だったのだ。実際問題、失礼な話し、マヨちゃんと違ってそんなにもてるタイプではない。(これは?ではあるが・・・)
まあ、そんなことはいい。とにかく一年ほど前の話では、家にはほとんど帰ってこず、奥さんは子供も独立した今、たった一人で家に残されてしまったのである。得意だった料理もまったく作らなくなり、もはや誰の目にも幸せとはほど遠い人生になってしまった。
そんな話を聞きながら、「な、パリちゃんよ、男は成功するとそんなもんだよ。ちょっと貧乏ぐらいが一番幸せなんだよ。」と、ちっとも稼ぎが増えないとぼやくパリちゃんに慰めともつかない話をしていた。

昨年の夏、また次の新しい寿司屋を作ったと店舗屋さんが話をしていた。「たいしたもんだ」と感心していた。
ところが年があけたころ、その会社が一度目の不渡りを出した事を聞いた。かわいそうだから聞くこともしなかったけど今日、二回目の不渡りを確認した。

60歳を越えた夫婦が、いまさらゼロから出直すことは大変な事である。奥さんは自分を裏切った亭主ともう一度出直す気になるだろうか?せっかく大きくした会社を女で失ってしまったということだろう。魔が差したのだ。その点、マヨちゃんは大丈夫。先立つものがないから、これが一番。なあ、パリちゃんよ、そうだろ?
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by sibanokuni | 2010-02-11 05:57 | シバちゃんのため息
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ため息ばかりのシバちゃんと、ぼやいてばかりのご主人様、マヨの日記です。
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