やはり、小沢は辞めるだろう。
長崎知事選が終り、民主党にとっては非常に痛い黒星であり、首相も「政治と金」が敗戦の原因であると認めた。7月に予定されている参院選を控え、自民党も背水の陣で相当の努力?をした結果であろう。財界の危機感はいまや最高に達しているのだ。
それにしてもマスコミと検察の作戦が見事に成功したとするなら、国民と言うのは私が考えているよりアホなのだろうか。みのもんたのような低俗なタレントに、こうも見事に洗脳されるのだろうか? 今月号の月間日本が届いた。なんと、あの見事に魂を売った森田実が寄稿しているではないか。彼はかつて小沢氏をヨイショする「小沢一郎入門」という本を書いた事を恥じ、書いた後どうしてもある種のむなしさを感じ続けてきたと書いている。本を売りながら空しさを感じたって?ちょっと無責任じゃないの? 2007年、小沢氏が自民党との大連立に動いた時、国民が裏切られたと感じ、激しい自責の念に駆られ、小沢一郎批判を始めた・・・・と。 そうだろうか?私は少なくとも昨年の6月ごろまで彼の意見は正論だったと思っていた。何より小泉批判をしたためマスコミから追い出され、活躍の場が狭められていたころである。しかし、選挙前に見事に変身したのではないか?この人に理念ってあるの? さすがに両論併記の月刊日本である、平野貞夫さんが小沢さんをフォローしている。雑誌というのはこうでありたいね。 何人かの読者から今回の長崎選挙の結果に付いてコメントを求められた。正直、私は落胆している。長崎の県民に対しであるが・・・。まあ、民主党の推薦した人の問題もあったのかもしれないから単純にはいえないが・・・。 今後はどうなるのか? 少し前に、私はブログに「小沢さんは5月に幹事長を辞任する予定」と書いた。どうもそうなりそうである。 つまり、予定の行動であり、参院選は新しい幹事長の下で戦うのである。もともと小沢さんは大きな理想を持った人であり、幹事長の地位に固執するようなタイプではない。選挙に勝つため自分が捨石になることは望むところである。今自民党は小沢氏に対する証人喚問を要求し予算審議に応じていない。おそらく民主党にとっても静かな国会審議はおお助かりだろう。自民党は意地を張っても得るものは何もない。ただ、大事な予算審議をすっぽかしたという事実だけが残る。さらに小沢氏が幹事長を降りれば最大の攻撃相手をなくし、選挙の争点も失われる。 鳩山首相もやはり首相に居たくているわけではない。あくまでお坊ちゃまにそれほど働いていただくわけにはいかない。彼も思ったより早く退陣するであろう。参院選に勝ち、自民党を壊滅させることが小沢・鳩山政権の目的なのだから、それを見届ければあとは400名もいるのだから能力のある人は結構いるのではないか。 一日考えた末の結論は、今回の事態は織り込み済みである、という事だ。
by sibanokuni
| 2010-02-23 06:02
| シバちゃんのため息
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