シバちゃんのため息

ぶっ飛び、「蘇我氏の物語」

月のひつじさんからお借りしている宗像教授の本を読み、マヨちゃんよりぶっ飛びだねといったら、いやー、マヨちゃんのほうがぶっ飛んでますよとのことだった。いやはや・・・そうなんだろうか、私はずいぶんおとなしく書いているつもりなんだけど・・・・。

私が今ぶっ飛びで考えているのが倭国は女帝が支配しているというお話。でもなかなかむずかしい。一歩ずつぶっ飛びましょうか・・・・・。

天照、即ち卑弥呼の時代、倭国に大乱がおき、卑弥呼を共立してようやく騒ぎが収まったとある。つまり、倭国がいくつにも別れ、各国が相談し遂に卑弥呼を擁立することでようやく大乱が治まったのである。
これが180年ごろのことで、鮮卑の壇石塊が倭に侵攻し多くの倭人を連れ去った事件が中国史書にあり、おそらくそのときのことだと考えている。もちろん加治木説を取るなら九州・鹿児島で起きた事件なのだろうが、あいにく私は倭国韓半島説なので、若干意見が合わない。いずれにしても倭国には間違いなく女王の卑弥呼と男王の倭王がいたのである。そして卑弥呼が殺され倭国は再び乱れた、そして男王は壱與を立て乱がおさまる。つまり倭国は女王がいなければまとまらなかった。これはおそらく事実だったと思われる。
加治木さんは女王国は仏教国とするが、卑弥呼の姿を思い浮かべると私としては道教のほうがにあっていると感じるが、残念ながら確証は得られない。

さて、天智天皇は日本を建国した時、逃げていった孝徳天皇の皇后を自分のものにした。っていうか、日本を建国するに女王がどうしても必要だったのである。当時の女王を生み出していた家系は代々蘇我氏であり、その天智の皇后は蘇我倉麻呂の娘で遠智娘(おちのいらつめ)である。系図では天智との間に太田皇女、鸕野讃良皇女などを生んだとされるが、どこまでが本当かは誰にもわからない。天武は天智朝を亡ぼした後、やはり女王を自分のものにする必要があった。それが後に額田姫のロマンス物語として残ったのであろう。まだ研究は始まったばっかりだが、とりあえず少しだけ書いてみようか。少しだけぶっ飛びです。

物語は額田姫が若き不比等を自分の側近に選んだ事から始まる。無名の文官だったのである。
「不比等や・・・」、額田姫は側近の不比等に声をかけた。
「はい、お姫さま」
「お前は蘇我の血を引くというのは本当かえ?」
「姫、声がたかいですよ。ほれ!この金のペンダントが動かぬ証拠、パンダマークが品質を保証しています。」
「あやまあ、上等じゃの・・・、でも、それって引越しのサカイのマークじゃん。まあいい、同じようなものだて、お前には重要な役目があるのじゃよ。この国はだな、蘇我の血を持つ女王がいないと成り立たないのじゃ。男の王など誰がなってもいっこうかまわぬ。女の血が重要なのだよ。」
「え?よくわかりませぬが・・・」
「わからんでもいいわ。遺伝子工学のベトコンなんたら・・がだな・・・」
「それをいうならミトコンドリアかと・・・」
「えい、うるさいわい。私は文科系だから難しいことはどうでもいいんじゃい」
「はい、なんでもいいじゃんね。」
「とにかくお前に断絶している藤原という家名を与える。至急あたいのお庭番を組織してちょ」
「お庭番といいますと、やっぱしお庭の手入れだとか、宮殿周りの掃除ですか?」
「ちゃう、ちゃう、私の言いたいのは女王陛下の007だがね」
「そりゃあ姫、名古屋弁だがね」
「おっと、里が知れるな。お前もテレビや映画で見ただろうに・・」
「はい、女によくもてるあれですね・・・」
「そうそう、浜美枝・・・ちゃうちゃう、そうじゃない。あれはあくまで映画じゃろうが・・・」
「あ、わかりました。ようは草組織ですな。」
「そうそう、それじゃそれじゃ。私の思ったとおりに動く人間がいるんじゃ。」
「で?何をするんでしょうか?」
「まず、お上を殺せ。」、不比等は天武天皇の怖さを知っていた。
「うっ!姫、なんてことを・・・」
「よいか、私は蘇我のお種を腹に宿したまま金春秋に抱かれた。あの羽毛田じゃなかった天智に抱かれた。大海をそそのかせ天智朝を亡ぼしたら、今度は大海は私と、私の娘を寝取りやがった。なんとまあ野獣のような奴なのじゃの。」
「確かに倭人にはあまりいないタイプですね。」
「そりゃそうさ。金春秋は日本を建国する時に彼を利用したつもりだったが、そんな利用されるたまじゃないわな、あやつは突厥族出身で蛮族じゃけんね」
「姫、言葉がちゃらんぽらんですが・・・」
「ほほほ、私は韓国語のほうが得意でな、名古屋弁もいいけど、いろいろ混ざっちゃってさ・・・、亭主に影響されるんだわさ。」
「ほんで、お上(大海)を殺してどうするんですか?」
「それでだ・・・、お上が死ねば当然私の娘がお上の座に着くじゃろ、ほんで草壁はパスして、その娘に後を継がせる。その頃までにお前は全国から一族の血を引くものを養子にするんじゃ。その一族は蘇我じゃないとだめじゃぞ。そして私の娘の子、軽(のちの文武)に嫁がせろ。必ず第一皇女を女王にし、男はどれでもいいわ。とにかく女王の血を絶対に絶やすでないぞ。わかったか?」
「えー?よくわかりませんが、とにかくお上を暗殺すればいいんですね」
「まあ、そういうこっちゃ」

というわけで天武は殺され、表向きはともかくとして、少なくとも持統天皇から孝謙(称徳)天皇まで女王が日本を支配したことは間違いがない。ただし、弓削の道鏡の事件以降、やはり女王は祭祀に専念させるべきだとの意見が多く、政治は男が、祭祀は斎宮に女王を隔離させたほうが良いとの結論になったようだ。めでたしめでたし・・・・。

今回言いたかったことは古来より女王国たる倭国は蘇我氏の娘が祭祀を司り、その婿が男王だったのである。天智がその蘇我氏を追放するも、女王を残さざるを得なかった。その女王は天武となる大海人をたぶらかし天智朝を亡ぼさせ、そして役目を終えた天武は殺される。そして蘇我氏が藤原氏として再び日本を支配することになる。歴史の表から完全に消された蘇我氏は持統天皇が編集した日本書紀のなかで藤原氏として再出発したのだ。
藤原氏の出自は不比等の出自に尽きる。結局、持統天皇が日本書紀を改修した理由は、天智に亡ぼされた蘇我氏を藤原氏として永遠に皇室の婚礼家系となるよう整合性を取ったところにあったのでだ。
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by sibanokuni | 2010-03-25 06:12 | 小  説
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