シバちゃんのため息

エジプト王の呪いってどんなん?

現在ねむい目をこすりながら「ツタンカーメンと出エジプトの謎」(アンドレ・コリンズ著)を読んでいる。恐ろしく小さい文字なのであまり長く読めないのである。歳は取りたくないものだ。

天童さんの本を読んだので、コリンズ氏の本の内容はおおむね見当がつく。それにしても恐ろしく細かい分析をするものだ。なるほど本を書くというのはずいぶん大変な作業ではある。私など到底その資格はなさそうだな。
「カーターは実はパピルスをこっそり持ち出していた。」と言うのは簡単なのだが、それを誰もが検証可能で、誰もが納得できるように説明するのは大変な作業なのである。複数の書物から引用し、お互いの矛盾を探し出し、決定的な証言を見つけ出す・・・、確かに推理作家のような仕事である。
天童さんの本にも同様なことがされているが、英語の原書と日本語版との差を探したり、それは大変な仕事である。まったく頭が下がります。

現在読んでいるところは、ツタンカーメン発掘のスポンサーであるカナーヴァン卿が世紀の発見の直後、怪しげな死に方をしたあたりである。実は彼は貧乏な貴族だったが、一説に寄れば、ロスチャイルドの私生児の娘と結婚し、義父・ロスチャイルドにすがることで道楽の考古学に財産をつぎ込んだようである。おそらくロスチャイルドとしてはそのような発見を望んでいなかったであろうが、私生児とはいえ、かわいい自分の娘が貴族に嫁いだのである。世界一の大金持ちにとって発掘費用など安いものなのだっただろう。しかし、あってはいけないことが起こってしまった。カーターはツタンカーメンの墓を発見してしまったのである。さらに悪いことに、カナーヴァン卿とその奥様との仲は冷え冷えとした関係となり、実質的に別居状態になっていたのである。
さらに、さらに、よせばいいのに、カナーヴァン卿は触っていけない重要な遺物をこっそりと隠し持ち、本国へ送ったのである。おそらくロスチャイルドはその墓にあるものが、自分達にとってあまり誇らしいものではないことを知っていた可能性がたかいのだ。
で、かわいい娘と関係が冷えている上、警告に従わず、勝手に遺物を触ったという罪に対し、抹殺の指令が下ったのである。エジプト王の呪いなどというデマを飛ばすのは彼らの十八番である。かくして蚊に刺された傷が元で変死したのである。
それにしても、現実の発見者であるカーターが殺されなかったのは実に不思議なことである。おそらくはロスチャイルドがうかつに手を出せない対抗策を講じたのだ。つまり、最大の秘密「パピルス」を含む大事な物をどこかへ預けたのだろう。自分の命を守るにはどのようにするべきか、カーターはしたたかだったのである。しかし、エジプト当局との争いの中で、思わず口にした言葉でようやく我々はそれらパピルスの存在を知るのである。

ただし、その問題のパピルスだが、私の憶測では未だにロスチャイルドは手に入れていないのではないかと思うのだ。栗原氏の言からもうかがわれるのだが、第二次大戦も、あるいはイラク戦争ですら、それらの争奪戦だった可能性があるのだ。

まるで映画のストーリーではないか。もし本当に出エジプトの時の「恥ずべき行状」を隠すために多くの人民が戦争で死んだとしたなら誠に恥ずべきパピルスである。・・・・・さあ、何が書いてあったのかな?奇兵隊さんによれば、「エジプトから多額の借金をし、返さなかった」と言うが、そんなものじゃないと思うのだ・・・。
この研究はもう少し続けます。
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by sibanokuni | 2010-04-14 09:59 | マヨちゃんの古代史
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