シバちゃんのため息

万葉集と韓国語

久しぶりに「マヨのぼやき」にコメントが入っていた。内容は・・・・「万葉集が朝鮮語で書かれているということは。朝鮮語の表記が漢字を使って可能であると述べていらしゃると理解するのですが、現代の日本語が、万葉仮名使って表現できるように、現代朝鮮語は、漢字を使って表記できるのでしょうか。
過去現代を含めて、朝鮮語を漢字で表記した、万葉集以外に古本書、現代文はあるのですか。
また万葉集から、その時代の朝鮮語の文法を抽出して、万葉集のような文を現代人が、創作できるのではないかと思います。
わたしの理解では、漢字での朝鮮語表記が出来なかったので、ハングル文字を
工夫したと思っているのですが---。」
窪田さん、コメントありがとうございます。久しぶりに万葉集の話を思い出し、コメントの返事の代わりにこちらに記事を書きます。

さて、万葉集を韓国語で読むといっただけで感情的に受け付けない人は多い。彼等は天皇が韓半島からやってきたという考えを完全に否定している人たちである。つまり、そんなことはあってはならないと考えているのです。彼らは韓半島と口に出すだけで怒り出すのだから話にもならない。結論ありきでは学問は進みませんよね。

私は天皇が韓半島からやってきたという考えだけでなく、色々なルートを考えている。つまり、古代の日本には多くの王朝があったので、必ずしも天皇が韓半島からやってきたと限定する必要もないのではないかと思うのだ。(要は万系一世ではないと言っているのだが・・・ )

さて、コメントにもどると、私は万葉集が韓国語で書かれているというのではなく、日本語と韓国語の両方を知るものが、暗号文として、つまり、日本成立の真実を後世に伝えるために高度なテクニックを使って書き残したものだと思っている。もちろん全部ではなく、何人かに限ってであろうが。

つまり、天智から天武にかけて日本が成立したわけだが、その後、持統天皇から桓武に至るまでに何度も政権が変わって行く。、天智朝、天武朝で活躍したいわゆる渡来系の官使達は徐々に中枢から遠ざけられるようになり、自分たちの知る真実をどこかに残す必要が出てきた。それが万葉集の中に隠されたのだ。つまり、古事記、日本書紀のうそを万葉集の暗号を使うことで解読すると言う役目があるのである。

短い和歌の字数の中で五文字も使った先頭の文字を枕詞とされるが、日本語では意味がなくても韓国語なら意味が読めると聞けば、誰でも信じたくなるではないか。といって、私は韓国語で万葉集を読むという本を何冊か読んだものの、自分では検証が不能で、すべてを信じることは断念している。ただ、古代史の謎を解く段階で利用できるものは利用してゆこうというスタンスである。

古代の朝鮮に文字が存在したかは謎である。しかし朝鮮語というしゃべり言葉は間違いなくあった。しかし文字として最初に漢字が導入され、公文書はすべて漢文で表現された。したがって、官僚機構として公文書には漢文を、話し言葉では朝鮮語を使っていたものと想像する。つまり、漢字の音を使って朝鮮語が書かれた可能性はないわけではないが、なにより中華思想が尊重される中で、それらはまったく保存される事はなかったのだろう。
私の想像では、朝鮮人が漢字の音を利用して歌った詩は百済の王朝が日本へ逃れる時に日本へ持ち去ったのではないかと考えている。
朝鮮語はウラル・アルタイ語系で日本と同じ語順だったので、漢字のような表意文字ではそのまましゃべれなかったのである。そして中国の勢力が弱りつつあるころ、ようやく国威発揚のために自国の文字を使用することにしたのである。つまり、言葉はあったのであり、記号としての文字を当てはめただけなのである。
私はあいにくハングルはまったく読めないので、カタカナ、ひらがなとの比較は出来ないが、日本語の持つカタカナは外来語に、ひらがなは和語、そして表意文字として漢字も利用するというアイディアはまことにすばらしいものだと感じている。逆にそれがむずかしいのだが・・・・。
先ほど私は万葉集を韓国語で読むという考え方を断念したと述べたが、逆に、古代史でわかったことと韓国語で読んだ結論とすり合わせることで、その仮説が正しいかどうかを確かめるしかないと思っている。

加治木さんの言語学も同じだが、それらの学問は参考に出来ても前提には出来ないのである。
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by sibanokuni | 2010-05-10 06:24 | マヨちゃんの古代史
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