シバちゃんのため息

どうして女系ではいけないのですか?

「女系ではなぜいけないのでしょう。」という質問が来てしまった。どこかの有名な女性議員の「なぜ二位ではいけないのですか?」みたいな素朴な質問で、これに十分答えるのは至難の技なのではないだろうか。

栗原さんから王統は女系、皇統は男系でつなぐと聞いていて、その理屈は私には理解できないものであった。つまり、よくわからないのだ。一番正しい言い方は、「日本は代々男系だった」という事で、女系になれば日本ではなくなるという解釈である。恐らく理屈ではなく、とにかく男系でないとだめなのである。これを私に聞かれても私は答えにつまってしまう。結局、これが日本国の掟なのだ・・・・たぶん。

日本には古代から女帝が存在したと歴史書は語る。しかし私からいわせれば、日本という国が成立したのは早くても持統天皇のころであり、天皇制として国体が確立したのは桓武天皇の時代だと考えている。したがって、桓武以前の女帝は倭国と日本の橋渡しの時期になり、実際は日本の歴史ではないという事になる。
じゃあ、神武天皇はどうなのよ・・・と聞かれそうだが、日本はもと小国であり、倭国の地を併せたのだ。つまり、日本の歴史と日本列島の歴史を同列に考えることは間違いの元なのだ。日本のもとの場所は未だに議論は尽きないだろうが、加治木説によれば鹿児島だし、マヨ説を取るなら九州大宰府、もしくは韓半島南端の伽耶国近辺であろう。

一応日本列島を元倭国?としておこう、私は倭国と日本列島が同じとは考えないが、少なくとも天智天皇が日本列島に侵略し、日本国を建国するとき、どうしても倭国?の女王を妻にする必要があったのだ。そして祭祀専門に倭国女王が、そして支配者たる国王には男王という二重支配体制が出来たのではないか。
古代エジプト史のなかでヒクソスと言う国がエジプトを支配したが、これもエジプトの女王を嫁にすることで成し遂げた。つまり、女王の体は国そのものと考えるのであろう。恐らく天智は倭国の女王を娶ることで列島を乗っ取ったのである。
その後、天武が日本をひっくり返し列島そのものである持統天皇を娶り、再び持統天皇がひっくり返し、さらにその後何度も政権が入れ替わり、最後に平安京で落ち着いたのである。あいにくこの歴史はまだ十分に解明できていない。そしてこれまた私の想像だが、その後、女系の天皇は伊勢にある斎宮で祭祀に専念したのである。

これを砕いて説明するなら、歴史には書かれていないが、日本は万世一系の皇統を保持してきたという事になる。日本が列島を簒奪したことを隠すため日本書紀や古事記を改竄したことで、皇統が保てていないというのは実に皮肉だが、仮に書紀が正しいというなら女系はあったわけで、いま女系を否定する必然性は説得力がないといえる。早い話、男系を維持してきたと言い張ると、逆に日本書紀のうそを明らかにしなくてはならなくなる。それはいやだから、「太古の昔からそう決まっておるのじゃ」と言わなければならなくなる。

で、コメント欄の質問に戻ります。なぜ女系ではだめなのですか?はい、お答えします。「昔から日本の天皇は男系と決まっており、他に選択の余地がないのです。」でございますが、いかがでございましょう。
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by sibanokuni | 2010-06-14 14:58 | マヨちゃんの古代史
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