シバちゃんのため息

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世界の支配者とは

たくさんの本を読みたいと思い、机に積んであるが、あいにくなかなか・・・・。急遽、藤原肇先生の「オリンピアン幻想」を読み出したため、「丹」という奇書?と本命「甘粕 乱心の荒野」は先送りになってしまった。「オリンピアン・・」はある日本人のフランス留学時代を小説タッチで描いたもので、おそらくその主人公は藤原先生そのものでしょう。
サムライさんがこの本を読めという意味は、オリンピックが国家や人民のためのものではなく、世界の、主にヨーロッパの貴族のための社交場であり、彼らが4年に一度集まるパーティーであるということを知れということと理解します。
今でこそ商業主義で醜いスポーツ大会に成り下がってしまったが、藤原さんがグルノーブルで関わったころはブランデージ会長時代で、中世の騎士道精神を旨とした正統派アマチュアスポーツの祭典であった。当時、商業主義は否定され、プロの参加は認められていなかった。

そして表向きはスポーツの祭典であるが、それは大義名分で、本音は世界の貴族達の宴会なのである。ちょうどラスベガスでボクシングの試合を見ながら食事する紳士淑女を想像すればいいが、決して選手は主役ではない。なぜなら女子レスリングでも、闘犬でも、ピンクレディーでも別にかまわないのだから。大昔のベンハーを思い起こしてもらってもいい。(選手は奴隷だというといいすぎだろうか。)
IOCという組織はまったくの私的な組織であり、表面上はともかく国連などと違って公正な運営が期待される場所ではない。

藤原先生が言わんとしたのはヨーロッパの貴族の仲間に入れというのではなく、現実に貴族社会が存在し、国家をはるかに超えた想像もつかない世界がある事を知りなさいということです。極端な話、滅びたはずの貴族の末裔がそこにいて、現役の指導者達と酒を飲み交わしているのだ。
その場所に参加するため、日本の財界や政治家達は選手団より多い役員となり、国民の税金で世界の貴族にお目どおりを願うのである。金さえあれば仲間に入れると思ったら大間違いで、それは中内ダイエー社長やホリエモンが経団連に入った途端潰された事を見れば想像できるであろう。彼等のもっとも重視するのは血でしかない。運営の最前線では選手時代に活躍し各競技の発展に寄与したとみなされればほんの少し隅のほうに参加が許されるのだ。
辞任したが、日本IOC理事のもと皇族の竹田恒徳はGoldWarriorsの主役、キムスを演じた大物である。彼は日本の最高の血流、裕仁の従兄弟である。

私が語る世界の支配者はこのような人たちのことで、今評判のイルミナティーやメーソン、そして何とか騎士団なども、彼らから言わせれば下請け組織のようなものではないだろうか。もちろんこれらは憶測だ。しかし、出席者の本当の系図を手に入れたとすればおそらく世界はひっくり返ると思うがどうであろう。

オリンピックはもちろんだが、万博も同じようなものだ。世界の支配者をもてなすため、国家の威信をかけて準備するのである、北京五輪でも一時開催が危ぶまれる声があったが、私は開催を信じていた。いくらなんでも世界の支配者の前で恥をかくような事はできないではないか。厳しい国家財政の中で莫大な国費を費やし、世界の支配者たちの宴会に出席したい人がたくさんいる。国民はたまったものではない。石原さんも仲間に入れて欲しいのだろうね。彼の言葉を思い出した。「NOといえる日本」だったかな?
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by sibanokuni | 2009-05-31 06:22 | マヨちゃんの陰謀論

血統書つき

「おーい、シバちゃん」、「ニャーニー、マヨちゃん。」
「お前はアメリカンショートヘアーだといってたな。」
「そうだよ、純粋だよ。」「じゃあ、どうやって証明するんだ?」
「知らないよ、家出しちゃったから。元のご主人様に血統書をもらってこないと・・・」
「何で家出したんだ?」
「っていうか・・・・、散歩に出かけたら道に迷って、気が付いたらマヨちゃん家にいたってわけ。」
「じゃあ、どちらにしても昔のご主人様の家はわからんてことか?」
「まあ、そうだね。」
「だったら純粋種かどうか証明できないじゃないか。」
「だけど、見りゃぁわかるでしょ。この毛並み、色、艶、どう見てもバリバリのアメショーでしょ。」
「そうかなー、品は悪いし、女癖も悪いし、風格はないし、ブスだし。・・・・」
「ほっといてちょ。」

今、琵琶湖ではブラックバスが在来種を圧倒しその対策に頭を悩ませている。山には不法に捨てられたアライグマが繁殖し、森を守るためアライグマを捕獲しようと努力している。自然はやはり環境に適したものが生き残る。また、生態系というのは人間の努力をあざ笑うが如く思うようにはならないものだ。

競馬でおなじみ、サラブレッドというのはまさに血統の固まりで、優生学の実験室のようなものだ。いろいろな種を掛け合わせ、より強く、より早くすぐれたものへ進化して行くため、その血統は厳密に管理されている。
これを人間に当てはめるとナチスのようになってしまい、あまり楽しいことにはならない。まあ、出来の悪い夫婦に飛びぬけて優秀な子供が出来ないだろうという事は皆さん経験的にご存知のことだろうから、これ以上そんなことを言うのは止めよう。親を恨むな。

さて、天皇家のお血筋などは恐れ多くて語ることさえ恐ろしいことでありますが、私の考えでは、明治からまったく新しい血が導入され、それ以降は一系で貫かれていると思っているし、今後とも絶えることはないだろうとも考えています。
明治にどんな血が導入されたのかは論議の余地がありすぎて断定できませんが、少なくとも英国王室が認めざるを得ない貴種だろうという事でしょう。
タイと日本をのぞくアジア諸国のほとんどすべてが植民地にされ、民族の歴史を失ってしまった。なぜ日本はそうならなかったのか・・・。もちろん小国のわりに強かったのはたしかだが・・・・。
そして第二次大戦に敗れた日本が、責任者である天皇の地位を剥奪されることなく今でも繁栄していることに何らかの理由があると考えるべきではないだろうか。

先日、落合莞爾の記事を読んでいたらX氏と言う人間が登場する。彼は逸見十郎太の甥で、しかも秀吉からまっすぐ一本に伸びる直系なのだという。逸見は前も述べたように出口王仁三郎の原違いの兄弟で、アヤタチ、上田吉松の子供である。その甥が秀吉の直系とは一体どうなっているのだ。即ち、表に現れないが、自分たちだけがわかる家系図を持っているという事だ。(秀吉がサンカであるという事は過去に述べたとおりである。)

明治天皇が大室寅之助であるというのも半ば定説になっている。しかし、大室家が単に被差別部落出身というだけで、あの血統大好きな英国王室がガーター勲章を授与するであろうか。

今上天皇の皇后は世良田村の粉屋出身である。ここは被差別村として有名だ。わざわざここから皇后を選んだ理由はなんなのだ。

現在でも日本中に被差別部落が存在し、それを口にするだけで、何か調べようとするだけで大きな困難に直面する。彼等は容易に外の人間と血縁を結ばない。結べないというよりは結ばないといったほうが良い。
これは何を意味するのか。これこそ純粋種の保存ではないのか。彼等が仮に大変な貴種だとわかったらどうなるだろう、全国から「お種ちょうだい」と殺到し、あっという間に混血してしまう。
すべてがそうだとは言わないが、どうしても原種を保存するためにはこのような方法もやむを得なかったのかもしれない。

琵琶湖の在来種も結局どこかへ隔離し、混ざらない環境で育ててゆくしかないだろう。在来種の魚達にはまことに気の毒ではあるが、血統を重んじる人たちにとって、種の保存はまことに大事なことらしい。

で、何の話だったか忘れてしまった。シバちゃんは結局のら猫だということだ。
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by sibanokuni | 2009-05-30 10:39 | シバちゃんのため息

皇族のお役目?

まずは業務連絡。龍さんから、「高知白バイ事故」の当事者で、不当な判決の結果、現在加古川刑務所に収監されているスクールバス運転手、片岡さんの再審請求署名運動に協力を依頼されました。
この事件、私も何度か記事にしていますが、警察のメンツのために無実の罪で有罪になったという、まったく国家権力の横暴さを現したもので、絶対に見逃せません。
http://ryu-chan.269g.net/
をお読みください。私も何人かに声を掛け、たとえわずかでも署名を集めるつもりです。
*****

さて、昨日から秋篠宮のヨーロッパ訪問に関し、皆さんと情報交換をしています。もう少し、この話題を取り上げたいと思います。

まず、外堀から行きましょう。

映画、「ゴッドファーザー」をご覧になった方は多いと思います。あれはいくつかの例外を除くとほとんど真実を描いているといわれています。その一場面を思い出しましょう。ドンファミリーの娘の結婚式に大勢の客が集まり、表面的には楽しく乾杯し、音楽で盛り上がります。しかしそれはあくまで表面的な話。本音はドンと派閥の親分との真剣な交渉場所なのだ。利権のやり取り、シマの配分、そこで行なわれるのは真剣勝負の外交交渉である。これが決裂すると戦争もありうるわけだ。

以前、村山首相がサミットに参加し、各国との首脳会談を腹痛のために欠席した。実際の話、本音はサミットには行きたくなかったのだ。社会党の首相には何も知らされていなかったので、初めての国家代表という立場に村山さんはビビッテしまったのだろう。または、外務省の職員が首脳会談をさせたくなかったかだろう。

小泉政権のある日、成田空港で北朝鮮の金正男が偽造パスポート所持の疑いで拘束された。正式に言えば正式な偽造パスポートなので、本来はフリーパスのはずだ。小泉があえて拘束し、田中嬢の「早く返してー」という意見を無視し、日本での北朝鮮関係者を洗い出した。
さて、金さんは何をしに来たかと言うと、北朝鮮がイラクに売却したスタッドミサイルの代金をM銀行へ受け取りに来たのだ。日本からまた世界中にある隠し口座へ振り込み、ロンダリングするためだ。
表はディズニーランド見学、本音は国家の重大な役目を帯びていた。

さて、外堀が埋まったところで、皇太子や皇族が天皇の名代として訪問するのは表面に出てくる友好や友愛はともかくとして、国家の代表として訪れる以上、重大な使命を帯びていると考えるのは当たり前田のクラッカーだ。(古いねー)
サムライさんはドナウ川流域というキーワードだとおっしゃったが、私はその意味が十分にわからない、しかし、秋篠宮が天皇の名代としてヨーロッパを訪れた事実はかなり大きな意味があると見なければならない。

サムライさんからは、「以前、トルコへは皇太子が訪れた。前ならアジアは秋篠宮の役目で、ヨーロッパは皇太子が訪れるべきだ。」と語る。

ところで、ハプスプルグ王家は地上から消滅した。ロシアのロマノフ王朝も今はない。しかし表面に出なくてもその血流は現代でも行き続け、間違いなくどこかで王家を継続している。あのモンゴルのフビライの子孫もアメリカで生きているという。清王朝、李王朝も絶対に亡びていない。
つまり、表の歴史と真実の歴史は必ずしも、というより、ほとんど一致してないのだ。一般に公開されている王家の系図と真実の系図が一致すると考えるほうがむしろおめでたいというべきではないか。

サムライさんの暗号は、おそらくそのような意味ではないか。もう少し言うなら、オーストリア訪問とは、実はハウスプルグ家へのご挨拶、つまり日本天皇家継承者としての顔見世である。

第二次大戦後、世界は民主化され、共和制や立憲君主制、社会主義国、共産国・・・・建て前は立派になったように見えるが、それはテレビのドラマのようなもので、実際は世界中がいくつかの王家で分割統治されていると考えたほうがいいのじゃないだろうか。
そのような見方をしなければ今回の秋篠宮の訪欧はほとんど意味がない。

で、どうなのよ? いまのまま何も起こらなければ、次期天皇は現在の皇太子であり、二番目は秋篠宮で、その次はその息子、悠仁さま。特に何の問題もない。
ところが宮中は陰謀で渦巻いている。つまり、それでは気に入らない人たちがいるという事だ。西尾幹二さんみたいな人たちだ。
もはや皇室典範を改正し、女帝容認という論議が出ることはない。つまり、あるとすれば・・・・・・。

今回の訪欧でわかったことは、それが実現する可能性が従来よりはるかに前進したということだ。
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by sibanokuni | 2009-05-29 06:35 | シバちゃんのため息

本日は失敗

あちゃー、だめだ。なにが?昨日につづきブログ記事を失敗してしまった。失敗とは、許された時間内でブログをアップするのに失敗したという事です。

白状しましょう。昨日は「秋篠宮のヨーロッパ訪問の意義は?」というサムライさんからの宿題に答えるつもりで記事を書いてゆくうち、起承転結が起承転転になってしまい、結べなくなって断念してしまった。そこで、急遽学生時代の話でお茶を濁したのです。はずかシー。

秋篠宮がヨーロッパを訪問するのは確かに不思議で、本来なら皇太子の仕事である。しかも本来なら秋篠宮がいくべきトルコへ皇太子が訪れている。深く考察するなら、これは重大な意味があるに違いない。・・・・・と思ったのだが、訪問国がオーストリア、ブルガリ、ハンガリー、ルーマニアの四カ国だ。なんだ、フン族の荒らしまわった地域じゃないか。フン族を代表して過去の失礼をお詫びしに行ったに違いない。
結局、オランダ、ベルギー、英国には行っていない。このあたりの評価について、自分としては結論がだせなくなってしまった。
確かに重大な出来事なのかもしれないが、そうでないかもしれない。つまり、記事としてまとめるのは見送らざるを得なかったということ。残念!

今朝は6時から6時半までに記事をアップするつもりだった。内容は、昨日まゆみさんが取り上げていた幸福の科学に関してだ。ちょうど森田傑作?の選挙に幸福の科学が応援していたというタイムリーな話題も含め、次の選挙に出馬しようという噂のある幸福の科学を政教分離の原則からみてどうなんだ、という記事を書こうとした。
でも、実は幸福の科学の実態をほとんど知らないではないか。幸福の科学といえば、あの小川ともこと景山民夫しか思い浮かばない。あの当時はオームを攻撃し、なかなか勇ましいものだと感心していた。
それから約10年、知らないうちに大きくなってる。すんごく怪しいとは思うものの知らないことを記事には出来ない。途中まで書いてこの記事を没にしました。残念!まゆみさん、ごめんです。

このように途中まで書いて断念するのは結構あり、サーバーには中途半端なまま保存してある。いずれ考えがまとまり次第完結しようと思うが、ほとんどがそのままで放置してしまう。まあ、しかたがないね。

さて、GMが本当に破産するようだ。といっても日本で言う破産と米国の破産はずいぶん違うようで、ほとんどの企業、金融機関はそれを織り込み済みみたいだ。世界一位だった巨大企業が経営破たんするという世紀の一瞬を我々が目撃することになる。まさに百年に一度の大珍事だ。世界の支配者のやることはスケールがちがうね。これでアメリカ国債の格付けが下がれば世界は破綻するかも・・・。
それに反し、トヨタはプリウスの受注残を11万台も抱え、6月から2箇所の工場ではフル生産になる。
鬼塚氏と意見が合わないが絶対にトヨタは消えない、そして後ろを振り返ると誰もいないほど圧倒的な世界一位の自動車メーカーになるに決まっている。
結局のところ、世界の支配者は自動車メーカの数を減らし、世界で何社も生き残れないようにしたのだ。トヨタ、ルノー、フィアット、VW、これにあと何社が生かしてもらえるかが問題なだけだ。

GMが潰れる原因は、やはり株主の求める目先の利益に振り回されたことと、退職者の医療保険の負担があまりにも大きかったことである。燃費の悪さうんぬんもあるが、基本的に高額な車を作らざるを得なく、また、研究開発費を計上するよりも株主への配当を求められた弊害が大きかったと見るべきだ。
つまり、企業は株主のものであるというアメリカ型の経営方針が間違っていることをここではっきりと示したということだ。それと、自己責任型の医療保険制度が急速に破綻しつつあるという事だ。
世界に誇る日本の医療制度はどうなるのだろうか。分裂の危機に直面している厚生労働省、さあ、どうする。

先日、障害者団体を利用した郵便物の不正使用が表ざたになったが、現在厚生労働省の分離が計画されているところを見ると、目的はこちらで、摘発はそのための布石であったことは明らかだ。
偶然そのような事件が発覚するはずもないから、予定通りだったんだ。逮捕状をちらつかせ、分離を反対する勢力を脅迫しようとする比較的ちゃちな策謀だった。
それはいいけど、橋本竜さまの行政改革はなんだったんだろう。ついでに金融庁を財務省に戻し、大蔵省を復活させればいいのに、もっと言うならすべてを戻し、昭和へ逆行したほうがいいんじゃないのか?
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by sibanokuni | 2009-05-28 09:43 | シバちゃんのため息

学生時代

昨日サムライさんとの会話で昔のことを思い出してしまった。
大学に入ったのはちょうど1970年であります。たまたま名古屋で地方試験があったので受け合格した。現地へ行き、大学が万博会場に近く、とても環境がよさそうなので特に考えもなくそこにはいることにした。今でも後悔はしていないが、あまりの安易さに多少恥ずかしい思いはある。

当時は大学紛争真っ盛りで、学校へ入ろうとしてもバリケードがあったり、ヘルメット軍団ににらまれたり、大変に怖かった覚えがある。
私はノンポリでヘルメットなどをかぶったことはないが、当時の学生はおおむね国家権力に反感をもっており、どこかで彼等にエールを送っていた気がする。ただ、私が入部した研究サークル(聞いて驚くな、労働管理研究サークルというのだ。)が学園祭に参加する折、どうしても全共闘グループと団交(団体交渉)する必要があった。
私も新入生ながらその団交の席に着いた。彼等はヘルメットで武装し、顔はマスクで覆い、こちらは10人、あちらは6人ぐらいだった覚えがある。よく彼等のいう事が理解できなかったのだが、「自分たちのやっていることが民主化の妨げになっていることを自己批判し、その反省を書面にて提出するなら学園祭をやっても良い。」ってなことであった。私たち工学部はそれを聞いて大喜びで、「なんだ、自己批判書を書けばやってもいいんだ。」と勝手に理解し、自己批判書を壁に貼って工学際を開催することにした。
ところが文科系の学園祭は体育会系の学生が中心で、彼等はいっさい妥協せず、あくまで自己批判なしで強行開催をすることにした。
開催当日、先がとがっててとても長い竹やりを持ったヘルメット軍団が約百名、学園祭会場へなだれ込み、5分もかからず粉砕していった。我々は何の妨害も受けないまま無事に開催した。当時体育会もなかなか強く、彼等も結構怖かった。
我々としては実際のところ何も反省したつもりもなく、ただ、自己批判と書いただけで中身は何もなかったのだ。どっちでもいいけどメンツというのは馬鹿みたい、と思った。僕はおでん屋を経営して大儲け!やった!

安保の改正が済み、学生運動はそれ以後しらけてしまい、ご承知の浅間山荘事件ですべては終わった。

今でも自分たちが、そして彼等が何をしようとしたのか、そして何を求めたのか、今でも説明は出来ない。
ただ、安保改正の当日、なんとなくデモに誘われ、大阪の御堂筋をデモ行進した。今から思っても恐ろしい人数であった。手をつなぎ道いっぱいに広がる、いわゆるフランスデモというやつだ。
そのとても多くの人間の意見をひとつも聞くことなく淡々と安保条約が継続されたことを知った時、私たちは国家と言うものが国民とは別の組織であることを痛いほど思い知らされたのである。

サムライさんが、私たちの下の世代が従順すぎると嘆くのは私も同感である。私たちほど理屈っぽくて熱い年代はないだろう。でも、今となってはそれも誰かに扇動され、操られていたのだと知った時、私やサムライさんはますます国家と言うものに向き合っていることに気付くのであります。なむあみだぶ・・・・・・
生かしてくれてありがとう。
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by sibanokuni | 2009-05-27 09:57 | シバちゃんのため息

甘粕は本当に子供を殺したのか?

あー、びっくりした。何が?たかが北朝鮮の核実験で号外が出たとか・・・・これには驚いた。そんなにすごいことなのか、それともよほど重要なのか・・・・。

いずれにしても、北朝鮮が「ねえ、こっちをむいてよー」と誘っているんだから、普通は無視するのが当たり前なのに、この異常な反応。逆に言えば、北朝鮮から日本に対する重大なサインを受け取ったということか・・・・?
この深い意味はわからないが、水面下で何かが大きく動いていることは間違いない。もちろん、私には知るよしもない。ただ、日本の新聞が一面に報道したのは「はい、了解しました。」という意味である。

正統派右翼雑誌、「月刊 日本」6月号が着いた。アナキストのマヨちゃんは右も左も何でも読む。なんでもありのこの時代、どっちが右なのかさっぱりわからない。この雑誌を読んでいても格別右とは思わない、ただ、たまに西村眞悟のようなねじが切れた人がいるにはいるが・・・・。
さて、一番先に読むのはもちろん落合莞爾の疑史だ。今月の記事は本当にすごい。全文掲載したいぐらいだが、しばらくすれば「読書日記」に発表されるだろうから、興味のある人はそちらをごらんいただきたい。

今月号に載ったのは、吉薗の日記から、甘粕が大杉栄とその妻、そしてその子供を本当に殺したのかどうか、そして殺したとしたら、なぜ殺したかが明らかにされている。まだまだ満州のことは研究をはじめたばかりなので十分には承知していないが、従来の歴史家はあまりこの件についてははっきりとは書いていない。つまり、甘粕が殺したとはおもえないのに一人で罪をかぶり、そのため彼には軍部も頭が上がらなかった・・・ような表現が多いと思う。憲兵隊が一家全員を殺してしまったのは事実であり、甘粕一人がそれを為したわけではないのもまた事実であろう。

ただ、大杉を単なるアナキストであり、殺さねばならないほどの影響力があったとは思えないという論評は多い。ほとんどの人はなぜ殺されたかを知らないのではないか。問題はここだ。

吉薗の証言によると、大杉は後藤新平の依頼で、上原元帥と石光憲兵司令官両人の秘密結社関係を調べにフランスへ渡り、おそらく何らかの証拠をつかんで帰国したのである。つまり、上原は自分の背後関係を隠蔽するため甘粕に命令し、殺させたのである。そしてその妻も大杉の指令で青山教会へ潜入し、ポンピドー牧師を洗っていたという。
結局のところ、大杉夫婦はアナキストではなく、後藤の支配下の工作員だったのだ。これはまったく驚いた。
最初、吉薗はそのあたりを知らなかったため、正直に日記に書いている。つまり、甘粕もかわいそうに、そんなことをさせられて、私もそんなことを命令されることがあるのだろうか・・・というような内容である。

吉薗は甘粕を個人的には大好きで、仕事も兼ね、何度も拘置所に面会に行っている。刑務所では特別待遇で、10年の刑期を4年で済ませ、フランス留学後に満州へ渡っている。とても罪を犯した人間にたいする扱いではない。
問題は後藤新平という英雄と、上原元帥という薩摩ワンワールド派との対立軸で、任務とはいえ吉薗は醒めた目でそれらを見ているところがおもしろい。

なぜ大杉の子供まで殺したかというのは、おそらく世田谷一家殺害事件と同じ構図で、憲兵隊は何かを探していて、子供を殺すと脅迫し、大杉に白状させようとしたのではないか。あるいは背後関係を聞き出していたのかもしれない。
このあたり、現在捜査中の蟹江殺人事件も同じ臭いを感じるのは私だけであろうか。

またもや宣伝で恐縮だが、(私は買収されているわけではありませんよ・・・)月刊日本はおもしろい。
ただ、基本的には右翼の本だから心して読まなくては・・・。
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by sibanokuni | 2009-05-26 06:32 | マヨちゃんの陰謀論

マヨの古代史 最新版

記事の前に業務連絡?です。
うつ病に関し、貴婦人さんよりコメントをいただきました。ありがとうございます。非公開になっているので残念ですが公開しません。非公開のコメントはなかなか見逃すことが多く、返事が遅くなってすいません。クリニックを開業されていた方からのメッセージですので貴重です。

もうひとつ、中央大学の教授殺害事件について。逮捕された容疑者の顔写真だが、どう考えてみても修正されている。目の形が不自然で、いかにも悪いことをしそうで、なおかつ精神的に異常があるように見せている。これは裁判員制度を控え、いらない先入観を植え付けるための策謀ではないか・・・・。と私は思うが、どう?
さらに、もうひとつ。インフルエンザ騒動は終わるみたい。つまり、やはり予行演習?だったんだ。

連絡は以上。では本文に・・・・・

満州の研究を始めようと思っているところへ、サムライさんから、「邪馬台国は秋田にあり、秋田と北朝鮮は深く結びついている。」と言う意見が複数からあります、マヨちゃんどうする?との連絡があった。

まず、ひとつ。地図を見てもらえばすぐにわかるが、古代から満州地方と秋田、新潟は海でつながっていた。これは栗本慎一郎氏の「シリウスの都・・・」などで十分に知られている話である。すなわち、対馬海流が危険で船で渡れない時代には、大陸からの人と文化は満州地域から直接もたらされたと見るべきなのだ。もちろん、いつ頃から始まったかはわからない。
さて、満州といえば、高句麗か渤海だが、私は吉林に注目したい。ここには白山と言う地域もあり、白頭山はあの檀君神話の本場である。白山と言えば白山神社だ。祭神は菊理姫で、実際はシラヤマ姫である。シラと来れば当然新羅が思い浮かぶ。恐山のいたこはおしらさまのお札を持つと言う。
かつて、この件が問題となったのである。即ち、キクリ姫はなぜかくくり姫と読み、それを私は「コクリ姫」、つまり高句麗姫と読んだのだ。この矛盾、高句麗なのか新羅なのか、でもこれは簡単な話だったのだ。
高句麗が魏の精鋭に追われ、長春?から逃げた時、一部がそこに残り新羅となったと中国の文献にある。高句麗の中に新羅族がいて、彼等が新羅になったと考えられる。つまり、私の主張は新羅が現在の吉林省にいたということだ。
証拠は少ないが、鶏林という新羅の首都は吉林と読みがおなじだ、これが正しければ矛盾なく檀君神話が高句麗、新羅共通のアイデンティティーとなろう。
中国の文献では、その後高句麗は勢力を取り戻し遼東へ進出してゆくとある。

現在、北朝鮮と満州の国境付近には同族である朝鮮族が暮らしている。言うまでもなく国境が後で出来たのであって、もともとは同じ人種なのであろう。
彼等が船で東北地方へ移住したり交易したのは当然で、縄文人が南方から来た人ばかりではないのである。ちょっとくどくなるが、渤海使が奈良の聖武天皇に面会するのに出羽国から入って来ている。もちろん、当時、統一新羅と渤海は対立状態で、日本と提携し新羅を挟み撃ちにする計画だった。

今の歴史教科書によると新羅が満州にいた記録はない。しかし、それは大きな間違いである。これはマヨ理論でしか解決できない話になる。
統一新羅が出来るのは白村江で倭と百済が唐と新羅に負けた後、高句麗が唐に亡ぼされた頃である。私はこれが真っ赤なうそだと思います。

仮説・真実の韓半島・マヨ理論(日本でこの説を唱える人はいません。まったくオリジナルな理論です)で説明します。トンでもと思う方は読まなくても結構です。

実は唐は高句麗(コグリョ)に破れ、新羅(シルラ・シンラ)はすでに高句麗に吸収され消滅していた(645年に大化の改新があった様に書かれているが、そのような事実は日本にはない。つまり、この年が重要だったのだ。)
高句麗の将軍、淵蓋蘇文(ヨンゲムソン)は実はソグド人の可汗であり、唐の李世民を屈服させた後、唐も高句麗も支配下においたと見ている。以上の話はすべて鴨緑江より北の話で、韓半島の話ではない。つまり、中国の主張、渤海は現在の中国領の一地域での出来事であったというのは正しいといえる。もっとも、当時、中国領ではなかったのだが・・・・。

唐の李世民は確かに突厥を破り名誉ある天可汗となったが、645年に高句麗に負け、その地位を失う。これは突厥と高句麗が力を合わせた結果で、史書には現れないが淵が天可汗となり、648年、世民が死ぬと淵は高宗を傀儡として天皇とした。天皇という日本の支配者の呼称は、実はこちらが本家である。つまり、天皇は可汗のことで、後に中華思想からその事実を隠すため二度と使われていない。もう一度天可汗の地位をもらうまで則天武后という女帝時代として歴史事実を隠蔽した考える。

韓半島はその頃少なくとも三つの国に分かれていた。倭国、安羅国、加羅国である。(たぶん・・)
そのうちの倭国が淵に追われ九州へ逃げ込んだ。そしてついでに日本を自分達の物にした。淵は韓半島へ進出し、三国をまとめて新羅と名前をつけた。666年、淵が死んだ後、唐は反逆し、周となり、高句麗は渤海となり、日本は倭国が制圧する。
飯山先生が天武は済州島の出身といわれるが淵から指名され可汗となって九州へ乗り込んだという説もひとつの見識だろう。いうまでもなく、当時九州は伽耶国で、天智が支配者であった。

それらの実態を隠すため、唐も高句麗も倭も新羅も大幅に歴史を偽造する事になった。すべてソグド人、淵蓋蘇文の支配をなかったことにするためであろう。
新羅の三国史記を見ると始祖が三人いる。これは三つの国が集まった事を示している。その中のひとつは倭国であり、一つは伽耶であり、ひとつが本物の新羅だろう。

まあ、とんでもないと思うのは自由だし、これを証明できない自分がもどかしい。あまりにも画期的な考え方で自分でも全部の整合性が取れない。でも、真実は恐らくこのようなものなのだ。

倭国の支配者が九州から奈良へ進出し、旧原住民を制圧した。もちろんそれまでにもいろいろな民族、部族が日本に来ていた事は言うまでもない。ただ、日本の国体が定まり、大きな侵略が終わったのが670年ごろであったということである。

いずれにしても満州で五族協和を唱え理想の国家を建設しようとした人たちと、あくまで満州人を劣等人種と考え彼等を虫けらのように扱った人たちとは基本的に部族が異なっていたと考えるしかない。しかも、軍部首脳そして国家の指導者達はそれらの歴史を知っていたに違いないのだ。我々がそれを知らないのは昭和になってからの歴史教育が大幅に捏造されていたからである。

韓国も中国も、もちろん日本も間違った歴史認識だと罵り合っているが、みんながマヨ理論を学ぶ事で、争いの原因が遠くシルクロードの向こうからやってきた人々のおかげである事を知る事だろう。

出羽国から侵入した新羅・高句麗部族は栗本氏の考えたとおり鹿島神宮で建国した。そして西へ侵攻する。鹿はスキタイのシンボルであり、奈良の都に鹿が多いのはそのせいである。彼等と戦った記録がおそらくヤマトタケルなのだろう。平将門の乱が単なる地方の武将の反乱と見るのは歴史の捏造であり、建国した大和王朝にとって存亡をかけた大きな争いであった事はいうまでもないことだ。

・・・・また気がむいたら続けます。
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by sibanokuni | 2009-05-24 14:05 | マヨちゃんの古代史

満州こそ歴史の宝庫?

松本清張の本「神々の乱心」を読み終え、前から読んでいる「天皇の陰謀」はただ今6巻を読みつつあります。浮気性の私は久しぶりに甘粕さんを調べたくなった。以前読んだ満州皇帝溥儀の弟
愛新覚羅薄傑(フケツ)の嫁、嵯峨実勝の令嬢浩夫人の本(本の名前もが出てこない・・・流転のなんとか)によれば、最終的に甘粕さんだけが立派だったそうな。現在私の手元にあるのは下の写真・・・・
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・・・これで真実がわかるとは思わないが、落合莞爾さんの記事などと比較しながら読めばかなりおもしろいんじゃないかな。
昨夜から「李香蘭 私の半生」を読み出した。三時のあなたの山口淑子、もしくは参議院議員といったほうがわかりやすいが、国家に翻弄されながらもたくましく生きた女、先日銃殺されたのは替え玉だとテレビで放映された川島芳子らとともに、戦時中の暗部の生き証人たちの伝記はまことに興味が尽きない。

写真の本は順々に読み、報告しようとは思うけど、書評を書こうとすると読むのが苦痛になるのでもっと気楽に読みます。重要な事があればもちろん書きますね。佐野眞一の本は落合さんも全面的には評価しないが、よく調べてあると書いてあった。また、先日読むつもりだった「マオ」は落合氏によれば悪質なプロパガンダ本だという、読んでみようとも思ったが、時間の無駄だから止めよう。
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by sibanokuni | 2009-05-24 06:40 | マヨちゃんの古代史

うつ病だって・・・

私が監督をしていた野球チームのメンバーが勤めている会社を辞めるという、驚いて呼びよせた。
彼は35歳、既婚で二人の子持ち、実は私がお仲人をした4組目の男である。真面目で優しくて、好青年である。
こんな時期に正社員を辞めてどうするつもりだ、少々のことはがまんせよ!と言ってやるつもりであった。
ところが一年ぶりに遭った彼は頬はこけ、すっかりやつれていた。
「おい、どうしたんだ?」「はい、実はいまうつ病で先日まで会社を休んでました。」
「えー、お前がうつ病だって、原因は仕事か?」
「まあ、そうですね、思い起こすと半年ぐらい前、上司とケンカして・・・・それからなんだかねむれなくなって・・・、そして病院に言ったらうつ病だって・・・・」
「それで、薬は飲んでるんか?」、「はい」
「そりゃあいかん、薬の名前は?」「抗ウツ剤のトレドミンと、睡眠導入剤のマイスリーと・・・・」
「上司は他にいないのか?」「はい、上司はその人だけです。」
「うまくいかんのか?」「お互いに相性が悪いのか・・・、どちらにしても気分は落ち込むし、薬のせいでボーっとするし、このまま仕事を続ける事はちょっと・・・。」
「なるほど、すぐ仕事は止めたほうがいい。とにかく薬をやめなきゃあ。それには原因を取り除く事だ。すぐに仕事をやめ、しばらく薬を断って、気分を変えよう。まずストレスを除き、気分を新たに好きな仕事を探そう。」
「はい、そうするつもりです。」
・・・・・・・・・・
で、帰っていったけど、これでいいのだろうか。ウツの人に我慢しろ、がんばれと言うのは禁句だと言う。でも、今のご時世で仕事をやめてどうなるだろう。
それにしても簡単に薬を処方する医者は無責任なものだ。寝れない?はい、導入剤。気分がすぐれない?はい、抗ウツ剤。こんなの医者じゃないだろう。処方箋薬局じゃないか。

先日親しい娘がウツ病で自殺したが、結婚してすぐ妊娠し、産婦人科からうつ病の薬は胎児によくないと聞き、抗ウツ剤の投与を中止したのが原因だったようだ。産みたい一心で、逆に母子ともども命をなくしてしまった。

そのことがあったから、生活の前にまず命が重要だと思った。薬に頼っていてはいずれ大変なことになる。
そう思ってのアドバイスだったが、やり直しの効かない人生、これでよかったのだろうか。
まだ若いのだから、何とかなるといいのだが・・・・。

確か、読者の中に元心療内科の先生がいましたよね、そう、貴婦人さん、読んでませんか?何か、アドバイスを下さい。
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by sibanokuni | 2009-05-23 20:12 | シバちゃんのため息

「神々の乱心」下巻のお話

さて、この本を読んでいない人に感想を述べても仕方がないし、いまさらお奨めする必要もないだろう。でも、巨匠、清張の最後の小説をせっかく読み終えたのだから、自分のために記録としてここに残し、後日の参考としておこう。

あらすじを詳しくは言うまい、この本にいかほどの価値があるかが問題なのだ。つまり、上原元帥から大連阿片事件の調査を命令された吉薗周蔵は奉天特務機関の逸見十郎太にそれを頼み、その結果がなぜか清張の手に入り、それを材料としてこの小説を書いたのだ。その報告書が出された結果、原敬が暗殺されるほどの内容があったはずである。

表の主人公は日本国内で起きた連続殺人事件の捜査をする特高の係長吉屋で、名前からして吉薗を連想させる、しかし、現実の主人公は奉天特務機関、逸見である。本の中で彼は秋元伍一と名乗り、阿片の横流し現場に接触する。問題は、この阿片事件の本質は、莫大な利益をどのように政友会の原敬に渡したかということと、阿片と大本教との関わりである。
清張は満州で大本教が爆発的に勢力を伸ばした理由を知ったはずだし、逸見十郎太の双子の兄弟である牧口常三郎がなぜ日本皇道立教会を設立したかの裏側を理解していたと思う。しかし、たまたま当時、皇室をゆるがせた良子皇后入信事件に話をずらし、本質を見えにくくした。この新興宗教事件は「大真協会」へ良子が興味を示した事件だが、実際は入江侍従長と大正皇太后の女官、今城との確執に過ぎなかったようだ。
今ひとつ、島津治子の「神政竜神会」の話も極めておもしろいく、こちらの可能性も捨てがたいが、清張はおそらく前者を頭に入れ創作したものと思われる。
小説では秋元(逸見)は大本教の活動を知り、宗教ほど儲かるものはないと考え、吉林近辺で新興宗教の巫女をたぶらかし日本へ連れてくるとなっている。これは清張の創作であろう、しかし、現地で行なわれていた宗教儀式はおそらく大本教の行っていたことを正確に描いたものではないだろうか。
地下の祭壇には阿片の香りが充満し、そこで巫女に神が乗り移り、自動筆記されたお告げが信者を圧倒する。おそらくその際、信者を催眠状態にするために阿片が使われたのであろう。
これは想像だが、現在の新興宗教でも、おそらくオームなどでも信者をたぶらかし、恍惚状態にするには大麻や阿片が使用されているのではないだろうか。私の偏見だが、宗教はセックスと麻薬だと思っている。

私はこの小説をサスペンスとして読んだのではなく、この中にどれぐらいの事実が書かれているかを読んだのである。したがって、結論としてはやや物足りなさを覚えた。しかし、おそらく限界だったのではないか。
清張も人の子、いくら余命が少なくても文芸春秋社に迷惑のかからない限度を本能的にわかっていたのだろう。
清張がもっていたという逸見の報告書がいつの日にか公開されれば一番望ましいのだが・・・。
なにやら「天使と地獄」の映画と似たような結論になってしまったが、期待が大きすぎたといえばそれまでか。でも、大正時代の満州の状況が清張さんの文学的な写実により、あたかも奉天の、あるいは吉林の街にいるかのごとく体験できたことは貴重であった。43ページの極秘報告書を元に、一本の小説を書き上げる清張さんはやはりたいした者なのだ。
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by sibanokuni | 2009-05-23 10:28 | マヨちゃんの陰謀論



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