うつ病だって・・・
私が監督をしていた野球チームのメンバーが勤めている会社を辞めるという、驚いて呼びよせた。
彼は35歳、既婚で二人の子持ち、実は私がお仲人をした4組目の男である。真面目で優しくて、好青年である。 こんな時期に正社員を辞めてどうするつもりだ、少々のことはがまんせよ!と言ってやるつもりであった。 ところが一年ぶりに遭った彼は頬はこけ、すっかりやつれていた。 「おい、どうしたんだ?」「はい、実はいまうつ病で先日まで会社を休んでました。」 「えー、お前がうつ病だって、原因は仕事か?」 「まあ、そうですね、思い起こすと半年ぐらい前、上司とケンカして・・・・それからなんだかねむれなくなって・・・、そして病院に言ったらうつ病だって・・・・」 「それで、薬は飲んでるんか?」、「はい」 「そりゃあいかん、薬の名前は?」「抗ウツ剤のトレドミンと、睡眠導入剤のマイスリーと・・・・」 「上司は他にいないのか?」「はい、上司はその人だけです。」 「うまくいかんのか?」「お互いに相性が悪いのか・・・、どちらにしても気分は落ち込むし、薬のせいでボーっとするし、このまま仕事を続ける事はちょっと・・・。」 「なるほど、すぐ仕事は止めたほうがいい。とにかく薬をやめなきゃあ。それには原因を取り除く事だ。すぐに仕事をやめ、しばらく薬を断って、気分を変えよう。まずストレスを除き、気分を新たに好きな仕事を探そう。」 「はい、そうするつもりです。」 ・・・・・・・・・・ で、帰っていったけど、これでいいのだろうか。ウツの人に我慢しろ、がんばれと言うのは禁句だと言う。でも、今のご時世で仕事をやめてどうなるだろう。 それにしても簡単に薬を処方する医者は無責任なものだ。寝れない?はい、導入剤。気分がすぐれない?はい、抗ウツ剤。こんなの医者じゃないだろう。処方箋薬局じゃないか。 先日親しい娘がウツ病で自殺したが、結婚してすぐ妊娠し、産婦人科からうつ病の薬は胎児によくないと聞き、抗ウツ剤の投与を中止したのが原因だったようだ。産みたい一心で、逆に母子ともども命をなくしてしまった。 そのことがあったから、生活の前にまず命が重要だと思った。薬に頼っていてはいずれ大変なことになる。 そう思ってのアドバイスだったが、やり直しの効かない人生、これでよかったのだろうか。 まだ若いのだから、何とかなるといいのだが・・・・。 確か、読者の中に元心療内科の先生がいましたよね、そう、貴婦人さん、読んでませんか?何か、アドバイスを下さい。
by sibanokuni
| 2009-05-23 20:12
| シバちゃんのため息
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