人生最後の華は
今朝一番でブログを書こうと思ったらメンテナンス中、見ることすらできない。ちょうどよかった、何も書くことがなかった。(笑)
このくそ暑い中、お客さんのご主人が亡くなり、葬式に行ってきた。暑いの何の・・・、参列してるほうも死にそうだ。 亡くなられた方の詳しい病名は知らされていないが、おそらく脳腫瘍か脳卒中あたりのようだ。 本人や家族の意思で延命治療はいっさいしなかった。だから発病後2ヶ月であっけない最後を迎えた。 延命治療を拒否しても、それはいつでも撤回できる、しかし、一度撤回したら二度と延命治療をとめることはできないのだそうだ。なかなか今の医療はむずかしい。尊厳死をお望みで、かつ臓器提供をしない方ははっきりと意思表示を示しておかなければならない。今は死ぬのも不自由な時代なのだ。 まだまだ若いと思っていたが、私も知らないうちに人生の折り返しを越しゴールがかすんで見えるところまできてしまったようだ。人の葬式に出ると自分はどのような葬式をするのか思わず考えてしまう。無神論者なのに坊さんに見送られるのは趣味じゃないし、キリストさんも縁がないし・・・・・・、今はやりの無宗教にするか。 いやなやつに見送られたくないし、義理で来てもらいたくもない。今のうちに参列者の名簿を作り女房に教えておかなければ、うーん、困った、よびたいやつが思い浮かばない。仕方がない、親と女房と兄弟、そしてその家族・・・、世話になった人はいないし、世話したやつは薄情なやつばかりだから呼ぶ必要はないし、けっきょく家族と一部の親戚を呼んでこっそりやってもらおう。ちょっと待てよ、親と兄弟は私が見送るべきだ、すると・・・、私を見送ってくれる人がいないじゃん。まあ、いっか、そのとき考えよう。 たくさんの参列者は退屈で意味のわからないお経を我慢して聞いている。みんな渡世の義理と心得ているのだろう。本来は土葬だったはずが、体積を減らし埋葬し易いように火葬が義務付けられ、高額な戒名代を支払い、お経を唱えてもらうたびにお布施を払い、坊主丸儲け。永代供養料を払ったにもかかわらず管理代を要求され、それが途絶えれば無縁仏になってしまう。これはすべて明治以降に定められた寺院優遇政策なのだろう。私の家の墓も大変に立派なので毎年とんでもなく高額の管理料を払っている。子供のない私はどうせいずれは無縁仏に・・・ならいっそ散骨してしまうか・・・ぶつぶつ・・・・。 人の葬式に行って、くだらないことばかり考える私でした。 死んだら無である。どうなったって構わないさ。化けて出れるのなら小泉を脅してやろうか、いや、いくらなんでも私のほうが彼よりは長生きするかな、いや、憎まれっ子よにはばかると言って、彼は長生きかも・・・、やっぱり化けて出てやろう。
by sibanokuni
| 2009-07-15 13:49
| シバちゃんのため息
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