文楽は残そう
私は石持ちであります。ちょうど背中の腰のあたりがたまに疼くんですな。ここ数日それがちょっとひどく、昨夜は特に痛く、寝れぬ夜になった。夜中に何度も水を飲み、七転八倒していた。なぜ水を?いや、根拠はないんだけど、他にする事がないし、水を飲めば流れ出るなんて気がしてですがね・・・。それでもいつも間にか寝つき、朝起きたらまったく痛みなし。不思議だけど石のトゲが丸くなったのかな?ありがたい、今日はお仕事だから頑張るぞ!
私の診断では腎臓結石に間違いなく、もう何年もその石と仲良くしている。さすがに今回はややまいったな。医者に行ったの?と誰もが聞くが、実は、私は警察と消防と医者は嫌いなのだ。特に「調べられる」のが嫌いだ。 昔から主治医をしてくれる女医さんとは仲がいいから許すが、それ以外の医者に身体を許す事は?どうにも我慢がならない。私の信念、「人間には持って生まれた自然治癒能力がある」、が腎臓結石に有効なのか定かではないが、もう少しがまんして医者に相談するのは止めておこう。まあ、実のところお医者さんが恐いだけなんだが・・・。 女房のパリは大阪へ文楽を見に行くとかで、昨夜はシバちゃんと二人きり、パリは歌舞伎や文楽が大好きで、亭主が節約して一生懸命貯金してるのに・・・・女というのは気楽でいいやね。 パリが言うには、大阪の、クソ橋下知事は、「歌舞伎は面白いからいいけど、文楽は退屈だ。補助金を減らさねば・・・。」というような発言をしたとか・・・。 クソ知事には文楽の芸術性がお分かりにならないようだ。くだらなさならテレビだって負けていない。自分はタレントとしてくだらない番組で人気を得た事をお忘れか?今に化けの皮がはがれるぞ・・・(どっかで聞いたせりふだが・・・) 文楽というのは、おそらく興行としてはもはや立ち行かず、補助金だけで細々と伝統を受け継いでいるのだろう。パリが見に行く文楽も入場料がたったの1000円だと言っていた(うーん、安い)。しかし、外人から見ると文楽は歌舞伎よりはるかにおもしろいというのだ。なぜなら文楽は人形を操る黒子が顔を見せている、これは世界的にも例のない珍しい構造で、私が苦労して翻訳したYamatoDynastyではシーグレイブ氏は日本の支配構造を文楽に例えている。つまり、日本の支配者は顔を見せている、国民は操られている人形と、それを操る黒子を同時にみて、さらに舞台の裏にはそれらすべてを操る本物の支配者が存在すると言っているのだ。 日本の支配者にとって、文楽が邪魔だとしたら、それは文楽が日本の支配構造を表わしているからに違いない。ちょっと無理かな? 日本には歌舞伎、文楽、能・・・・・など、その根底に潜む由来など、歴史的にも知るべき事はまだまだ多いのである。箱物はもう必要ないが、それらの文化事業に税金をつぎ込むことは無駄ではない。少なくとも漫画博物館よりははるかに有意義だろう。
by sibanokuni
| 2009-08-30 05:21
| シバちゃんのため息
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