ラストエンペラーの真実は?
ゆうべ、届いたばかりのDVDで、映画「ラストエンペラー」をじっくり見た。昔一度だけ見たのだが、当時は何も知らなかったので、訳も分からず何のことやら・・・と言う感じだったけど、さすがに歴史のお勉強をしただけあって、よく意味が分かって楽しく見ることが出来た。
清王朝、最後の皇帝、溥儀が生れて死ぬまでの物語で、もどころは北京の紫禁城ですな。 ジョン・ローがかっこよすぎるのと、東洋の宝石という割りに、川島芳子がちっとも綺麗じゃなかったのが残念だったかな? 全体として、戦後の自虐史観そのもので、実態がどのようであったのか私には判断しかねる。また、溥儀に関しては、東京裁判における彼の証言は連合国による誘導があったといわれているだけに、それをそのまま信じることは出来ない。いくら傀儡国家だったにせよ、一応は清王朝の皇帝だった方に、関東軍があれほど失礼な扱いをしたとはちょっと信じたくない。 多くの著者が勝手な真実を作り上げたため、今となっては誰の言う事も信じることは出来ないが、清王朝を亡命させ、王朝の母国満州に新国家を建国するというアイデアーはまことに文句の付け用のないものだった。 出来る事なら溥儀の皇后に日本の皇族を嫁がせ、もう少し上手に根回しをすれば上手くいったのにと思うが、今となっては仕方がないことである。このあたりがワン・ワールドの分かれ目であり、現在言われているような東アジア共同体も一歩間違えれば同様の危険性を持っているのは多くの論者が心配している通りである。 そうならないよう、統一大統領であるとか、統一憲法、統一通貨などの議論にならないよう、歯止めをキッチリかけておく必要がある。それが怪しげであるなら、やはり鳩山はユダヤ・フリー・メーソンだといわれてしまう。 それにしても、私の好きな甘粕氏は坂本隆一が演じ、なかなかかっこよかったけれど、あまりにも悪役過ぎて気の毒である。映画だからといっても、もう少しなんとかならなかったのかな・・・。 話は変わって、映画の最後の方で文化大革命が描かれていた。この革命の評価はいったいどうなのだろう。 なんとなく、毛沢東が学生を扇動し、むちゃくちゃな事をしてしまった様に思われているが、マヨ理論からすれば、悪くかかれる人は正しかった人で、良く描かれる人はおおむね英国の回し者という事が多い。そうすると、毛沢東はあまりにも正しい事をしたために殺され、その暗殺の首謀者は次にトップに立つ周恩来になるのだが・・・・・真実やいかに。・・・・てことは、スターリンは正しくて、フルシチョフが英国のエージェントとなるのだが、そんな気もしないではないな。 話をもどし、当時は1960年代、当時文化大革命で活躍した学生は、そろそろ70前後になっている。中国に言論の自由があるなら、文化大革命の真実が分かってくるのだが、日本には伝わってこないだけなのか、やはりまだ真実が書かれていないのか・・・。 日本でも満州国の真実が未だにわからないのだから、中国ではもっと分からないか・・・。
by sibanokuni
| 2009-11-22 06:24
| マヨちゃんの陰謀論
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