カリフォルニアがデフォルト?このニュースを見てほくそえんでいたのがロス氏である。彼は以前からカリフォルニアを破綻させるため、意識的にサブプライムローンを集中的に売り込んでいた。明日の生活もままならない貧民に対しても甘い誘いで住宅を売りつけた。罠のような住宅ローンなのだから破綻するのは時間の問題だったのだ。
さて、カリフォルニア州がなぜ狙われたのか?これには深いわけがある。簡単に言ってしまえばユダヤがイスラエルを捨てるという事である。 イギリスの言うとおりにイスラエルを建国し、そこへ移住させたが、一体いくらつぎ込んだであろう。流石のユダヤの金持ちもいささかうんざりしたのである。しかも、どう考えてもあまり住み心地はよろしくない。 彼らユダヤ人にとって理想はやはりクリミア半島なのだ、しかし、そこはすでにスキタイ族の親分衆の避暑地になっている。いまさら移住をさせてもらえそうもない。今、一番考えられているのは北朝鮮である。しかし、ここも寒いし、犬は食べるし、言葉はわからないし、できることなら先日サミットで泊まった洞爺湖が最適である。ここならテレビは見れるし、野球もあるし、ラーメンはうまいし、カニすきも食べれる。 そんなことでロスは北海道にしようと思っていたが、カリフォルニアの話を聞き、ロスちゃんは、「どうだ?カリフォルニアを売らないか?」という申し込みをカリフォルニア知事のシュワちゃんに打診したのだ。 「やあ、ロス様、州知事のシュワです。」、「ああ、シュワか?忙しいんだ。要件だけいうよ。とりあえず、破綻するのか、それとも何か策でもあるのか?」 「はい、実は7月末に州債の償還が来るんですが、金庫に金がないんです。・・・」 「なんだ、そんなことならロックに頼めよ・・・・。」、「なに言ってんですか、彼はもう破産状態ですよ。」 「そういやそうだな・・・で?どうするつもりだ?いくらか貸そうか?」、「いや、そんなことよりも、州ごと一括で買ってくれません?」、ロスはあまりにもスムーズな展開に思わずほくそえむ。 「おやー、そりゃあおもしろそうだな・・・・」、「でしょ、でしょ?でね、私の提案は、ここカリフォルニアをイスラエルにするという考えですよ。」、「乗った!うん、それはいいぞ、独立国家を作るという事だな。空気は汚いけど、空は青いし、ラスベガスはあるし、言う事ないな。金ならいくらでも出そう。」 「本当ですか?一応、月末の議会で予算案を出しますが、ロックが金を用意できなけりゃ絶対に否決されます。聞くところによると、日本の皇室に融通してくれって頼んでいるようですが、おそらくダメみたいです。いずれにしても、そうなれば財政の破綻が表面化します。そのとき、私が州をあなたに売却します。それでいいっすね。」 ということで、ロス氏はカリフォルニアを買収し、イスラエルをそこへ作ることに決定した。 首相官邸に宮中から電話が入ったのはカリフォルニア破綻直前の事だった。 「麻生ちゃん、100兆円用立ててくれ。こっちは預金はあるんだが、あいにく現金が出せないんだよ。スイス銀行の奴等、おかしいんだよね・・・。」 「あのー、それってなんなのですか?」、「ああ、説明はいらんだろ、時間がないんだよ。たのむよ。」 「あ、はい、承知いたしました。」 と言う事で、財務金融大臣が官邸に呼ばれたのである。 「○○ちゃん、元気?」、「ふにゅー、むにゅむにゅ、なんですか?」 「相変わらずだね、飲みすぎちゃう?ところで、例の会計から100兆円出してくれんか?」、「えー?、100兆ですか?ちょっと待ってくださいよ。なにをするんですか?」 「いいから、黙って出しなさい。」、「いくら首相でも黙って出せませんよ。」 「どうしてもか!」、「怒らないでくださいよ。さっきロスちゃんから電話があって、よくわからないけど、とにかくロックに金を出すんじゃないぞと脅されまして・・・・。」、「なに言ってんだ、おまえ、日本人だろ?皇室のやんごとなきお方からの命令なんだぞ、何考えてるんだよ。」 「そんなこと言ったって、私だってロスちゃんの雇われの身なんですから、出来ない物は出来ないですって。」と怒って出て行ってしまった。 麻生ちゃんは顔面蒼白だった。しかし、やらねばならぬのだ。 しかたがないので、とりあえず陰謀を使って財務大臣を更迭し、麻生氏は新しい財務大臣をすえた。 「おい、大臣。」、「ええ、麻生ちゃん、なんすか?」 「例の会計と言うのを知ってるか?」、「え?知りませんよ。」、「そりゃあ話ははやい。すぐに財務大臣室の金庫にあるディズニー債という債券を日銀へもって行き、100兆円をチリにある皇室口座へ振り込むように。」 「そりゃあいいですが、なんですかそれ?」、「どうせお前はすぐ首になるんだから聞いてもしょうがないだろ。」 「アー、そうなんですか。首相はどうなるんですか?」 「おまえ、子供みたいなこと言ってるな。政権交代なんだよ。もう俺も首よ。」 「で、その百兆円の穴はどうするんですか?」 「いいって、どうせ紙切れなんだから、いざとなれば松代の地下金庫には皇室の金塊がたんまりあるから、何の心配もいらんよ。」 「そうなんですか。日本って金持ちなんですか?」、「ばかだな、日本国には現金はないが、金塊ならいくらでもあるんだ。金価格が暴騰すると日本は世界一の金長者よ・・・・。」 その連絡を受けた宮中はロックに送金した。 侍従長は陛下に報告した。 「陛下、びびりましたよ。セブンイレブンで送金しようと思ったんですけどね、ATMには100兆円と言う額が入りませんよ。」 「おー、そうだったな。チリとNYは電話一本で送金できるよ。いつも私はそうしていたからな・・・・」 「まったく、先にいってくださいよ・・・。」 そのおかげでカリフォルニアは破綻を免れ、ロック氏はなんとか窮地を逃れ、めでたしめでたし。 しかし、収まらないのはロスちゃんだった。「麻生はなにをしてくれた。どうするんだカリフォルニアは・・・」と騒ぎ出した。「鳩山に電話しろ!」ロスは鳩山に告げた。「いいか、選挙に勝ちたかったら北海道を渡せ、いいな。」、どうしても政権交代をしなければならない鳩山は、「はい、おっしゃるとおりにします。」と答えた。 「陛下、政権交代させるとロス氏が宣伝してますが。」 侍従長は青ざめながら宮中で陛下に報告した。 「うん、どちらにしても自民党はやめてもらうことになってるよ。たまにはいいじゃん。自民党の政治を一度終わらせることはもう決めてあるんだ。あいつらは皇室の継承問題に口を挟みやがるでのう。とにかく、まちゃ子をいじめるんだよね、かわいそうじゃん。一回ぐらい鳩山ちゃんにやらせてもいいじゃろ。ほっときたまえ。そういえば、鳩山ちゃんは北海道にユダヤの国を作りたいって言いだしたらしいが・・・」 「はい、最近、確かにそのようなことを言ってましたが・・・。」 「そういえば、私のお種に少しだけユダヤの血が混ざっているって噂があるが、どうなの?」 「あのー、ちょっとだけですよ・・・、話すと長いんですけど、やはりアッチラ帝王のお種が日本とドイツとオランダに配られてますので、意外や日本の皇室にはそのお種度がございます。」 「そういえば、英国の女王は親戚だと言ってたな・・・」、「はい、その通りで、でも、比較しますと陛下のほうが少々上かと・・・・。で、ロスはそのお種を保存するお庭番でごじゃりまして、彼のご主人様の別荘地を探してるんですわ。」 「ちゅーことは、そのご主人様と私は親戚同士というわけか?」 「まあ、微妙なところもございますが、ほぼそういうことになるかと・・・・。」 「あっそう、親戚なんだ、だったら北海道ぐらい差し上げても構わんね。鳩山ちゃんにそう伝えておいて。」 「はい、承知しました。ところでその国の国王は誰にするんですか?」 「おいおい、国王なんていうと憲法を変えなきゃならないじゃないか。私は憲法九条を守る会に入ってるんだぞ、憲法を変えなきゃならないのは駄目だ。北海道は北海道で、そのままじゃ。うまくやればいい。」 「あっ、そうでしたか。陛下は憲法擁護派なんですか。はい、それでは外面的には今のままで、実質をユダヤの別荘地と言う事ですね。」 「うん、だから実質の支配はロシアにいる鳩山の息子にうちのアッコを嫁がせればいい。」 「なるほどね・・・・・」 この後どうなったかは、いつの日か「未来篇」で語ることにしよう。 この小説は起こった出来事を適当につなぎ合わせて作った創作であり、現実の問題とはいささかも関わりがない事をご承知ください。 #
by sibanokuni
| 2009-10-19 17:05
| 小 説
これは小説です。すべて架空の話で、仮に何かに該当したとしても、それは偶然です。
「陛下、雅子さまがお目通りを願い出ています。」、一昨年のある日、陛下は宮内庁の侍従長から思いがけない話を受けた。 「えー?まちゃ子が僕に会いたいって?うん、うん、いいとも。」久しぶりに嫁に会えるというので陛下はニコニコ顔であった。やがて、侍従長と共に雅子が入室してきた。 「やー、まちゃ子ちゃん、ひさしぶり、元気してた?」 「陛下、病気のほうは大丈夫ですか?そろそろ寿命じゃないの?」 「また、まちゃ子は口が悪いな、それがね、奇跡的に良くなっちゃってさー、さすが日本の医学はすごいわー、で、今日はなんだい?」 「ええ、陛下、実は父から連絡が来てるんですが、ロックフェラー氏がどうしても陛下にお会いしたいとおっしゃっているそうです。父も彼にはよく女を・・・、おっと、よく食事をご馳走になってますので、ひとつ顔をたててほしいとか・・・・。」 「ふん、ふん、まちゃ子の頼みなら仕方がないが、あいつみたいな悪党がわざわざワシに会いに来るとしたら、あいつ金がないんとちゃうかな?」 「陛下、外務省の調査によれば、彼は金相場で大損し、破産寸前だと言ってましたよ。」 「やはり、そうか・・・・まあ、いい。君の父親の顔も立てにゃあなるまい。まちゃ子、OKだとお父さんに伝えなさい。その代わり、少し肩でももんでちょ。」 「陛下、皇后が怒りますわよ。」、「まあ、そう固いこと言わんでもいいがや。」 皇族方はしゃべっているとついつい名古屋弁になっていくのであった。 ロックフェラーが老体を鞭打ち日本へやってきた。ネットでは盛んに天皇陛下がロックフェラーに跪いたと伝えた。何も知らない奴等にはそう思わせておけばいい。 ロックは緊張した面持ちで陛下に面会しに行った。 ロックは一段高いところに据えられた椅子を見上げるように跪いていた。陛下が部屋に入り、椅子に座った。 「陛下、おなつかしゅうございます。」 「ロック君、懐かしいと言って、あったことあったっけ?」 「まあ、細かいことは良いですがね・・・・、実は英国女王陛下には伝えてありますが、実は正直言って、私はもうだめなんです。ロスにコテンパンにやられました。まるで振り込み詐欺ですわ・・・・」 「なんと?ロスが君に対し振り込み詐欺じゃと?」 「はい、ひどいもんですわ。金は固定相場なので金を貸してやるからこれで運用しろと言って、これがまたおいしい話でね・・・・。ところが金を借りて市場で売却したら金相場が暴騰し、わたしゃあ破産寸前ですわ・・・。」 「あんたね、悪いことばっかしやってるからそういう目にあうんだわ。身から出た錆だて。」 「そんな、いじめないでくださいよ。助けてちょ」 「ほんで、いくら欲しいんじゃ?」 「とりあえず100兆ぐらいですわ。これからサブプライムでひと勝負します。うまくいけば良いけど、失敗したら一巻の終わりです。アメリカも道づれです。」 「おいおい、怖いこというなよ。100兆ぐらいでびびるんじゃないって。ほんで、いつごろまでに必要なんだ?」 「陛下、テレビのニュースを見ていてください。NHKの夜7時のニュースで「カリフォルニア州が破綻か?」とコメントが出たらそれがサインです。すぐに用立ててください。」 「ウン、承知した。ところで、ロック君、見返りは何をしてくれる?」 「はい、昭和天皇が死ぬまで愛用したミッキーの腕時計を復刻してお持ちしました。これ最新の機能がついていて、GPS内臓で、これさえあれば皇后は陛下の居場所をいつも監視出来ます。」 「なんだ?ひとつもうれしくないじゃん。まあいいや、いろいろアメリカには世話してもらったけんね、一度ぐらい助けてやるよ。」 「は!ありがとうございます。」 数年後、テレビのニュースでシュワルツネッがーのカリフォルニア州が破綻寸前と伝えられた。そのころ天皇から命じられた一般人を装った外務省の職員がイタリアからスイスへ大量のアメリカ国債をもっていたとして逮捕された。 これはアメリカをすくうため、スイス銀行へ担保としてのアメリカ国債を持ち込もうとするのを察知した国際組織が阻止に動いたのである。 英国王室は驚いた。「すぐにスイスへ電話し、釈放するように言いなさい。まったく、イタリア人はなに考えてるんだか・・・・。」 その情報はすぐに天皇にもたらされた、「陛下、大変です。外務省の内部にいるロス側のエージェントが換金の妨害をしたようで、スイス銀行は金を出せないようです。」 「なな、なんと。馬鹿なことを・・・。えーっと、女王陛下にメールを送りなさい。」 「陛下、メールはまずいんじゃないっすか?エシュロンで筒抜けですよ。」、「では、電話にしよう・・・」 「陛下、電話もやばいんですが・・・」、「あっそう。じゃあどうしよう・・・」 「首相官邸の電話はOKみたいですね。」、「ほんじゃあ、麻生ちゃんに100兆ほど立て替えるよう言ってくれ。」 「はい、承知いたしました。」 さて、麻生ちゃん、100兆の金をどうやって立て替えるのか? 「そうか・・・、安倍ちゃんは自分の利用できるM資金を出せって言われ、総理を辞めたんだな・・・なるほど。これは日銀か財務省しか用立てできんじゃん。・・・ぶつぶつ」麻生ちゃんは独り言を言いながら、「おーい、財務大臣は誰だっけ?そうそう、中川ちゃん呼んで。」と中川さんを呼ぶことにした。 さて、この続きは明日。ごめんね、時間がないの・・・・。 #
by sibanokuni
| 2009-10-19 06:30
| 小 説
ここ数日、実はブログが書きにくくなっている。ネタギレなのではない、いくらでも書く事はある。論点もたっぷりある、なんと言っても世の中矛盾だらけなのだから・・・。
問題なのは、例えば先日述べた「混合診療」にしても「八ツ場ダム」にしても、「高速道路無料化」にしても対立する両者の立場にまったく賛同できないかといえば、どちらにもそれなりに理屈があり、ばっさりと切り捨てる事が出来ないのである。私の意見というのはあくまで素人の目線?で、なおかつアナキー的発想から述べるのだが、両方の立場を考えると非常に曖昧な結論になってしまう。 沖縄の基地に付いても、本当に撤去していいのかという問題は、地元の意見を聞けば確かに、なければないほどいいはずであるが、基地のおかげで生計を立てている周辺の人は多いという現実もやっぱりあるのだ。この人たちの生活に関し、我々が簡単に言えるものなのか?つまり、地元の意見というのはあくまでマスコミや選挙の結果でしか我々に伝わらない。本当の地元の意見というのは伝わってこないのである。 同様に、八ツ場ダムの地元民の声もマスコミの作り上げた虚像で、実際のところ本当の声は伝わってこない。 高速道路にしても鉄道、バス、フェリーなど経済構造を変えることで死活問題につながる人たちがいることも問題を複雑にしている。でも、やはり国民が不当に高い高速代を払う事で成り立っている産業ってまちがっているんじゃないかな。 私のような繊維産業にいる人間として、少なくとも我々の立場を守っていくれた人はまったくいなかった。繊維は産業立国日本の影で切り捨てられた業種なのである。国は自動車を取り、繊維を捨てた事を私は忘れませんよ。 先日久しぶりに副島氏の掲示板を読んでいたら、靖国問題で彼が吠えていた。つまり、「日本はサンフランシスコ条約を調印した。つまり、東京裁判を受け入れたのである。そこで有罪を宣告された戦犯が靖国に合祀された以上、天皇陛下が参拝できないのは当然だ。」というような論法であろう。 論理的には正しい気がする。形式的にはその通りだろう、ただ、感情が付いていかないだけである。 私?靖国はむずかしいな、個人的と断って言うなら、天皇が参拝する気がないのなら存在する必要がないと思う。では、戦犯を合祀したことが問題かといわれれば私にも答えることが困難である。結論からいうと、中曽根がわざわざどうでもいい問題をややこしくしたとだけ言っておこうか。私的にはどっちでもいいじゃないか、個人の自由だよ、としか言えないな。 今日言いたい事は、このように、物事の右左を即断するのは簡単じゃないということ、あたりまえだよね、だからマスコミも両論併記で書かない事には困るんだ。国民はめんどくさいから結論だけを頭に入れる。我々だけでも両側から者を考えようと思うが、そうするとブログがかけなくなる。そんな事を痛感するのであります。 #
by sibanokuni
| 2009-10-18 09:30
| シバちゃんのため息
最近アナキーのマヨちゃんが右傾化してるのじゃないかと危惧されている方も多いかと思います。私が右傾化したのではなく、私の歴史研究の結果が正統派右翼の主張と妙に一致したからであります。ただし、根本的なところで大きな隔たりがあるかと思い、冷や汗をかきながらも、学ぶべきところは学ぼう、教えを請うところは請おうとするわけです。根本的と言うのは、やはり天皇の渡来ルートだと思う。これは特に話し合ったことはないから、どこまで一致するのかはさっぱり見当もつかない。とにかく私は桓武天皇以降の天皇は万世一系であることはほぼ間違いないと思っている。皇紀二千六百何がしとか言われるとちょっと困るが・・・。また、昭和天皇の戦争責任についてもおそらくは私は殺されるのではないかと思うような考え方をしている。
まあ、思想・言論の自由があるから、とりあえずそう簡単に殺されることはあるまいが・・・。 つまり、戦前の日本で一番問題となったのは「大アジア主義」と、「西欧覇道主義」との争いだったわけで、私の論法でゆくと、「西欧覇道主義」に加担し、世界八百長戦争に参加する事になったのは他でもない昭和天皇のご決断以外に考えられないという事であります。そうではなく、側近あるいは軍幹部の独走だとおっしゃる方も多いと思いますが、それはそれでいいのですが、それでは天皇はまさに傀儡であり、決定権はなく、御前会議は形式上の物で、天皇に何ら責任はなかったと言われるわけだ。私は天皇の権威がそんな簡単なものとは思わないだけである。 まあ、済んだことだし、何の証拠も出ない以上、これはそれぞれの歴史観の違いという事にしておきましょう。 さて、鳩山氏の「大アジア主義」はどうなのよ?という事である。いうまでもないことだが、物には裏と表、光と影があり、私がこの「大アジア主義」を支持するのはあくまでそれが王道の思想だからであり、西欧ワン・ワールド思想と同じであるなら覇道主義であり、大きな間違いとなる危険思想である。 さて、今日ご紹介するのは1924年11月、孫文が来日、頭山満と会見し、神戸で「大アジア主義」を訴えた。「孫文は、アジアの復興と独立運動における日本の過去の地位と役割を力説し、王道を基礎としたアジア主義とアジア民族の大連合を実現して、欧米列強の覇道と強権に対抗することを日本に期待したと言える。」という文章で、「陰謀と幻想の大アジア」p137に書かれている。 孫文はアジアを王道の下に統一し、西洋の覇道に対抗しなければならないと述べ、日本がそのアジア連合に加わることを強く求めたのである。 孫文の主張は現在でもまったくそのまま通用する真理である。彼がもう少し長生きし、日本がそれに加わっていたら悲惨な戦争は起こりえなかったと思うのだが、甘いと思われるか否か・・・・。 もちろん光の部分だけで、お互い打算的な駆け引きだったと言えないこともない。外交とはそのようなものだろうから・・・・、しかし、何事にもひとつの根本理念というのが必要であろう。私はこの「大アジア主義」が大好きなのである。 一番の問題は、日本の中にあった大アジア主義運動がいつの間にか覇道主義に変わって行ったことである。 鳩山氏の理念は正しいと思っている、しかし、彼はフリーメーソンだと言う噂が付きまとい、いつそれが牙をむくかと心配する向きも多いのである。あくまでも理念はただしい、しかし運用を誤ると怖いという事である。 #
by sibanokuni
| 2009-10-17 13:27
| マヨちゃんの陰謀論
私の珈琲のお師匠さんから、明日の朝、焙煎するところを見てみたい人があるとのこと。「いいですけど、朝6時に来てもらわないとダメですが?」、「あー、いいですよ、朝行きます・・・。」だって。やれやれ・・・。
おおむね毎週一度か二度、朝一に焙煎をする。多い時で30kg、少ない時で12kgぐらいを焙煎する。一回に3kgずつ、一回20分。だから毎回二時間ぐらいは必要である。 とにかく煙がすごいので、皆さんが寝ているまに済ませた方が平和である。消防へ連絡されると困るもんね。 明日の予定はアイス用にブラジルの極深煎り、ガテマラの極深煎り、インドネシア・ロブスター種の極深煎り、そして、ブレンド用のブラジル、コロンビア、ガテマラ、マンデリンの深煎りをすべて3kgずつ、計21kgを煎る予定である。 焙煎というのは思いのほか簡単なんだ。(ムズカシそうに言う人もいるが、勿体つけてるだけ。誰でもできるよ。) ただ、何年やってもわからないのが本当においしいのかどうかですね、自分の好みは苦ければ苦いほどいいというもので、一般的には誰も飲めないほど苦いのだ。そこでお師匠さんのご指導で、「これぐらいでいいんじゃないの?」というレベルで焙煎する。ブレンドの比率もこれまた難しいので均等に配合している。といっても店長に任せているので、その都度変わっている。(一定に出来ないようだ。) たまに我ながらおいしいじゃんっていう時と、なんだこれ?って時もある。まあ、珈琲を入れるときの水の量とか、水の状態もあるのだろうな・・・。 水は現在はなんの濾過もしていない、名古屋の水道は日本一なのだ。 抽出方法は最も簡単なコーヒ^サーバー、カリタの1.8リットルタイプ。これで、1.3リットルの水に珈琲の粉が92g、これを抽出したあともう一度珈琲の粉に通す、つまりダブルドリップというやり方で入れる。約1、1リットルのコーヒが出来上がり。(6杯強) 二度通す事で味が安定するし、ややコクが出る。それを72度まで加熱し、魔法瓶に入れる。これで約一時間は大丈夫。注文してから淹れるのが一番だけどセルフ形式の店ではそれは無理。また、タンクのなかで加熱するタイプはまずくなるからいやだね。 いやいや、わがコーヒーのノウハウを全部公開してしまった。後悔するかな?まあいいや、たいした秘密じゃないから。 ってことで、明日のブログはお休みです。 #
by sibanokuni
| 2009-10-16 20:50
| シバちゃんのため息
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